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3年ぶりにフラッグシップスマホを発売の富士通、発表会には協力各社が集合

2020年08月07日 22時00分更新

 富士通コネクテッドテクノロジーズ(以下、FCNT)は今日7日、オンライン発表会を開催し、7月末に発売された同社のフラッグシップスマホ「arrows 5G F-51A」を改めて紹介した。

 arrows 5Gはドコモから発売された、5Gのミリ波にも対応したモデルで、ミドルレンジが多かったFCNTにとって、約3年ぶりのフラッグシップスマホとなる。FCNTはクアルコムとの協業で、5Gモデルのリファレンスデザインとして採用されており、Sub 6とミリ波対応で7.7mmは、現在市販されているミリ波対応スマホの中では世界最薄とされている(2020年3月時点)。また本体の発熱を防ぐベイパーチャンバー冷却システム採用し、ゲーミング機能にも力を入れ、さらにほかのarrowsシリーズで培った「洗えるスマホ」を受け継いでいる。

 発表会では、FCNTの代表取締役社長 髙田克美氏が登壇し「都市部だけではなく、ローカルの5Gにも活用していく」と今後の方向性を語った。また、arrows 5Gのコンセプトとして「5Gの頂点を極める」と提案。クアルコムやドコモとの協業による「最高の技術」、アドビやeSportsチーム・REJECTとの協業による「最高の体験」、そしてこれまでのarrowsシリーズで培ってきた「arrows DNA」を3本の柱とするとのこと。

富士通コネクテッドテクノロジーズ 代表取締役社長 髙田克美氏

ローカル5Gの活用に積極的に取り組んでいく

この3つをあわせて、5Gの頂点を実現する

ドコモではiモード時代から数えて140機種、7000万台の富士通端末を販売しているという

 発表会にはパートナー企業がそれぞれ登壇し、NTTドコモからはプロダクト部長の安部成司氏が、クアルコムジャパンからは代表取締役社長の須永順子氏、アドビからマーケティング本部 バイスプレジデントの秋田夏実氏、マーケティング本部 執行役員の里村明洋氏が、それぞれ祝いの言葉を述べた。

髙田社長と、NTTドコモ プロダクト部長 安部成司氏(右)

クアルコムジャパン 代表取締役社長 須永順子氏

アドビ マーケティング本部 バイスプレジデント 秋田夏実氏

アドビ マーケティング本部 執行役員 里村明洋氏

 なお、arrows 5Gはドコモで発売中で、カラバリはネイビーブラックとチタニウムシルバーの2色。価格はドコモオンラインショップで新規一括11万8008円。

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