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HDRやナイトビジョン機能、AMD FreeSync Premium対応など抜かりなし

没入感が最高の湾曲パネル搭載!滑らかな描写でゲームを有利に導く165Hzゲーミングモニター「Optix MAG272CQR」

2020年07月18日 11時00分更新

文● 石川ひさよし
提供: エムエスアイコンピュータージャパン

4系統の映像入力とUSBハブ機能を装備

 スタンドは2ピース構造。スタンド軸部分と、台座と言うよりもスタンドといった印象のパーツから構成される。この2つのパーツの連結は手回しネジでできる。スタンド軸にはケーブルマネジメント用の穴も空いている。デザイン以外は一般的なディスプレイと同じだ。

スタンド部分は軸と脚の2つの部品で構成されており手回しネジ1箇所で組み立てる

 パネル本体との接続はVESA100マウントを利用する。スタンドにはVESA100プレート部分の上側に2つのツメがあるので本体にこれを引っ掛け、下には2箇所ネジ穴が用意されているのでこれを締める。ただ、ここはドライバーを必要とする一般的なネジだ。本体設置時には「+」ドライバーをひとつ用意しておこう。

スタンドはとくに脚部分が細いが安定感はよい

ディスプレイ本体側はVESA100に対応しており、スタンドはこれを利用する。固定はネジを用いて確実に行なう

 スタンドの可動範囲はOptix MAG272CQRが湾曲パネルというスペックのためいくつか制限がある。まずチルト角は−5〜+20°でここは一般的な数値と言える。続いて高さ調節も130mmで、ここも一般的だろう。ただしスイベルは非対応、ピボットも非対応だ。左右角度調節のスイベルがないのは気になるかもしれないが、本製品は湾曲パネルという都合、中央に頭を置いて利用する。仮にスイベルがあってもこのポジションにズレが生じてしまうのだ。画面回転調節のピボットも同様だ。理論的には縦方向も湾曲していて構わないと思われるが、一般的にそうした利用の仕方は使われない。

チルト角はー5°~+20°。20°時は十分な仰角だ

高さ調節は130mm。もっとも低くした際でもディスプレイと机とは十分なスペースがある

 Optix MAG272CQRの本体インターフェースは、電源、映像入力やUSB、オーディオなどが一般的なディスプレイ同様に裏面の下部に。そして正面から見て本体右側下に電源ボタン、本体右側裏にコントロールスティック(Naviキー)がある。このほか、本体左側下に「G」ロゴのボタンがあり、これはWindows上で「Gaming OSD」ユーティリティを起動するなどのショートカットキーとして利用できる。

操作を行なうNaviキーや映像等の入出力端子は背面

 本体裏面端子から見ていこう。映像インターフェースは、DisplayPort 1.2a×1、HDMI 2.0×2、そしてUSB Type-C(DisplayPort)×1。DVIやDsubなどのレガシー端子はさすがにないが、現在のビデオカードがサポートしているDisplayPort、HDMIの両端子を備え、ノートPCなどで採用されているUSB Type-C DisplayPort Alt-Modeによる映像入力にも対応する。

3.5mmオーディオ出力ジャックの左4つが映像入力で右2つはUSB。USB Type-CはUSBのDisplayPort Alt-Modeの映像入力をサポートする

 また、ディスプレイでありながら豊富なUSB端子も特徴だ。アップストリーム側はUSB Type-CおよびUSB 3.2 Type-B×1を備え、ダウンストリームにUSB 3.2 Type-A×2を搭載している。アップストリーム側にPCからのUSBケーブルを接続すれば、2ポートUSBハブとしても利用可能だ。

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