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5Gとその先での日本の挑戦、NTTとNECの提携を読み解く

2020年07月09日 09時00分更新

インフラの限界を超えた高速大容量通信と膨大な計算リソース

 

 IOWNは、情報処理基盤のポテンシャルの大幅な向上を目指す「オールフォトニクス・ネットワーク」、サービスやアプリケーションの新しい世界を目指す「デジタルツインコンピューティング」、すべてのICTリソースの最適な調和を目指す「コグニティブ・ファウンデーション」という3つの主要技術分野で構成。これらの光を中心とした技術を活用し、これまでのインフラの限界を超えた高速大容量通信と、膨大な計算リソースなどを提供可能にするネットワーク/情報処理基盤構想だ。2024年の仕様確定、2030年の実現を目指して、研究開発を進めている。

 また、O-RAN Allianceは、5G時代における無線アクセスネットワークのオープン化と、インテリジェント化の推進を目的にして、2018年2月に、NTTドコモと、AT&Tやチャイナモバイル、ドイツテレコム、オレンジといった海外の主要オペレータによって設立されたものだ。現在、日本ではKDDIやソフトバンクなども参加。O-RAN Alliance仕様の普及促進が進められているところだ。

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