続いては「覚醒」だ。覚醒は直接ステータスやレベルへの影響はないが、覚醒することでスキルが得られたり、アクセサリー枠を開放したりできる重要な要素だ。覚醒を行なうには専用のアイテム「覚醒の証」が必要で、これは強化アイテムや限界突破アイテムのように、簡単に入手できるものでもなく、貴重なものだ。
「覚醒の証」の入手には2つの方法があって、1つはお馴染みガチャだ。ガチャを引いたときに既に持っているユニットが出ると、自動的に「覚醒の証」に変換される。交換の手間はかからないが、実は同一のユニットを複数運用できないということでもある。
もう1つ、交換所で特定のユニットの「覚醒の証」を交換することもできる。この交換には専用アイテム「神秘の輝き」が必要で、「神秘の輝き」は手持ちの他のユニットの「覚醒の証」を売却するか、イベントなどでの特殊な報酬になっている。
覚醒には、基本的に同じキャラを多く引き当てる必要があるため、最高レアリティーの覚醒などはそれこそエンドコンテンツと言ってもいいレベルだと思う。☆2レアリティーのユニットの場合には、最初の覚醒で証を6つ、2回目以降は1つずつ増えていくので、最終的に21個の覚醒の証が必要になる。一番低いレアリティーのユニットなら21体引くことはぞれほど難しくはないかもしれないが、最高レアリティーの☆5レアリティーだと初回に2個、以降3個、4個使うため合計9個が必要だ。
最高レアリティーの同じユニットを9体引き当てるのは、かなりの高難易度ではないだろうか。また「神秘の輝き」を使う場合でも、☆5ユニットの「覚醒の証」1つにつき、「神秘の証」は300必要になる。ガチャで引き当てることを祈りつつ、「神秘の輝き」を貰えるイベントで頑張るしかないだろう。
もう1つ忘れてはいけないのが「親愛度」だ。仲良くなってハーレムエピソードを見るためだけに使うのはちょっともったいない。親愛度を上げることで、ステータスにボーナスが乗るので、レベルを上げるならついでに親愛度も上げたほうが良いだろう。100%まで上げなくても、25%と75%でボーナスがあるので、贈り物が足りない場合には25%に抑えておいてもいいかもしれない。
親愛度を上げれば、ハーレムエピソードも見られるので一石二鳥。できるだけ親愛度は上げておきたいところだが、思ったよりも溜まらないのが贈り物。贈り物の入手には曜日クエストを回る必要があるが、あまり数は出ないので、イベントなどで入手できるときに気合を入れて集めておくのがいいだろう。
というわけで今回親愛度を上げたユニットのハーレムエピソードを覗いておこう。
●ダイナ
アイドル活動を行なっているダイナ、司令官をプロデューサーと呼ぶ。時間を見ては地方公演に向かう健気な娘。
●カティア
獣人族の女の子。父親が逝去してしまい、部族を率いるためにも一緒になる相手を探している。
●マリア
魔法師の少女。回復スキルが使えるので、攻略時には便利かもしれない。歌が好きなのだが実は音痴らしい。
要塞少女のゲーム進行の難易度は、サービス開始直後はかなりゆるく、ユニットの特色を生かさなくても、レベルを上げて殴ればクリア可能というような、初めてリアルタイムストラテジー系のゲームを始めた人でも入りやすいものだった。
しかしイベント後半で高難易度のステージが登場したり、3章やハードモードの追加でレベルだけで進める状態ではなくなってきたり、ユニットそれぞれの特性を生かした戦略が必要になってきた。
最近はクリックするだけでクリアできて当然なゲームも多く、手軽さが中心になってきてはいるが、本作は努力し、考えてクリアすることを楽しめるゲームでもあるといえる。まずはできる範囲でのユニット強化を行ない、編成を見直していきたいと思う。
(提供:FANZA GAMES)
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