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量感と音離れの良さを兼ね備えた、低域が魅力的!

なんと180時間、長時間駆動でノリよく音楽を奏でる完全ワイヤレス「TWS04K」をレビュー

2020年05月19日 15時00分更新

軽量だが凝縮感のある本体、装着感はライト

 外観や機能についても見ていこう。まずイヤホン本体は現在市場に出回っている製品の中でもかなり小ぶりにできている。重量も片側5gと軽い。カラーは引き締まったブラックで硬質な素材を使用。手に持つとぎゅっと凝縮された印象だ。イヤーチップは、最近出たfinalの「TYPE-E 完全ワイヤレス専用仕様」で、傘の部分が薄く浅めに装着するタイプとなる。フィット感に優れ、圧迫感なく軽快に使える。

近い価格帯の人気機種、Noble Audio「FALCON」(実売2万円弱)と大きさの比較。

FALCONは比較的小型の部類に入る完全ワイヤレスイヤホンだが、本体はそれよりもかなり小さい(直径は同じぐらいだが、軸の部分が短い)。

TYPE-E 完全ワイヤレス専用仕様のイヤーチップは、一般的なイヤーチップより傘の厚さを抑えており、浅めに装着する。密閉感は低域の再現度に大きく影響するので、5サイズと細かく大きさを選べるのもいい。

 左右に操作用のボタンがあり、電源のオン/オフだけでなく、選曲操作や音量調節、SiriやGoogle アシスタントの起動にも使える。左耳/右耳を長押しで前/後にスキップ、2回タップで音量アップ/ダウン、左耳/右耳のいずれかを2回押しで音声アシスタントの起動……という感じだ。操作を受け付けると「ピーン」という信号音が鳴る。

 なお、耳から取り外した際に一時停止したり、外音を取り込む機能などはない。機能としてはシンプルだが、分かりやすい操作系とも言える。

 本体は水没しても大丈夫なIPX7相当の防水性能があり、水辺や雨天の屋外での使用時も安心だ(ケースは除く)。agは音質を重視した設計のため、旧機種では敢えて防水性能に目をつむっていたのだが、TWS04Kでは、音質に影響を出さずに、防水にできる構造を考えて採用したそうだ。

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