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税別8万円台でテレワークにも最適、第10世代Core搭載15.6型ノートPC「STYLE-15FH050-i7-UCSX」で屋内どこでも快適作業
小脇に抱えて室内を気軽に持ち運べるサイズ感
STYLE-15FH050-i7-UCSXのサイズはおよそ幅361×奥行256×高さ32mmで、重さは約2.06kg。屋内やたまに持ち運んで使う高性能スタンダードノートパソコンとしてオススメな1台だ。
筐体はブラックで統一されており、とてもシンプル。光学式ドライブを内蔵している分すごく薄いわけではないが、一昔前の15.6型と比べるとかなり薄型軽量化されている印象だ。加えて、ディスプレーの左右と上部のベゼルはかなり狭く、ソリッドなイメージのデザインになっている。なお、天板にあるロゴは購入時になしにできるので、よりシンプルなマシンにしたい人はこのオプションを選択するといいだろう。
据え置きタイプのノートパソコンであれば17.3型という選択肢もあるが、屋内でもほとんど持ち運ばない人向けだと私は思っている。たとえば書斎で主に仕事をしていて在宅勤務中に家族に呼ばれてリビングにいく機会が多い人や、パソコンデスクだけでなく気分転換にベッドの上などでも作業したいという人であれば、どちらかというと15.6型をオススメしたい。
これは駆動時間も関係してくる。17.3型の場合、ACアダプターを接続した状態での使用を前提としている場合も少なくないので、バッテリー駆動時間が短いマシンも多い。STYLE-15FH050-i7-UCSXは公称で約5.3時間(JEITA測定法Ver.2.0準拠)駆動するので、2~3時間であれば余裕でACアダプターなしで作業し続けられる。
ビデオチャットしながらでも作業できる表示領域
ノングレアで目が疲れにくい
普段モバイルノートパソコンをメインマシンとして使っていると感じるのが、STYLE-15FH050-i7-UCSXの表示領域の広さ。15.6型であれば、テレビ会議の画面を表示させつつ議事録をとったり、Excelの表を埋めていくといった作業なども十分な広さを表示させてこなせる。
また、外部出力としてHDMI出力とミニD-sub 15ピンを備えているので、別途ディスプレーに接続して大画面での作業も可能。会社や取引先の会議室のプロジェクターがHDMIに対応していなかった……ということもありうるので、ミニD-sub 15ピンを配置しているのが意外に重宝するかもしれない。
キーボードはテンキー付きのアイソレーションタイプ。普段会社でデスクトップパソコン用キーボードのテンキーを使って数字入力をする人などであれば、テンキー付きはうれしいポイントだろう。エンターキーとスペースキーはちょっと小さいなとは感じるものの、使っていてタイプしづらいとは感じなかった。
また、押下感はしっかりとあり打鍵感は良好。タイプ音も普通に使っていればとても静かなので、会社などで周りを気にすることなく利用できる。加えて、リーズナブルなパソコンでありがちなたわみがないのも好印象だ。
15.6型なだけあって、インターフェースも充実。右側にヘッドフォン/スピーカー出力、マイク入力、USB 2.0×2を、左側に有線LAN端子、ミニD-sub 15ピン、USB 3.1(Type-C)、HDMI出力、USB 3.0端子を配置している。
USB Type-Aを合計3基搭載しており、自宅でマウスを接続したまま外付けストレージなどからデータ転送が可能。モバイルマシンだとUSB端子が少ないため様々な周辺機器を接続するためにはなにか外さなくてはいけない状況が生まれる。その分、STYLE-15FH050-i7-UCSXはType-Aを3基とType-Cを1基搭載しているので、そんな状況でも複数の周辺機器を差したままにしておけるのは便利だ。
加えて、Type-C端子からの給電も可能なので、標準のACアダプターがなくてもType-C対応で60W以上のものがあれば充電可能。自宅では標準のACアダプターを、持ち運ぶときはType-Cのものをといった使い分けもできる。
また、Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax/ac/a/b/g/n)に準拠しているので、対応のルーターがあれば有線LANに引けを取らない安定した通信環境も構築可能。テレワークではウェブ会議なども多くなってくるため、有線につながずとも安定したウェブ通信が可能なのはうれしいポイントだろう。
そのほか、標準でDVDスーパーマルチドライブも内蔵。ちょっと一休みといったときにCDを引っ張り出してきて聞いてみたり、DVDを視聴できたりもする。最近は光学式ドライブ内蔵モデルも減ってきているが、あると何かとまだまだ便利だ。
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