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エジソンの蓄音機の生音が聞ける貴重体験をシャープがこの3連休に開催

2020年02月21日 15時00分更新

3連休だから関西だけでなく
関東の人にもぜひ見てほしい

 今回の企画展開催にあたって荒川氏は「ラジオは電波の関係で実際に聞くことはできませんが、蓄音機はみなさんの耳で直接聞いていただけます。コンセントも電池も使わず、ゼンマイと針と物理の法則だけで、リビングの端まで聞こえるほど大きな音をぜひ聴きに来てください。プレイヤーがなくて聞けなくなったSP盤をお持ちの方は、ぜひご持参の上ご来場ください。展示しているプレイヤーで再生いたします」と語った。

 またシャープミュージアムの藤原氏は「ぜひご家族お友達でご来場ください。当社の製品の歴史を振り返ると、皆さまの歴史や記憶が鮮明によみがえってきて、きっとお話しに花が咲くことと思います。また今回は、技術の荒川も館内のアテンドを担当しますので、技術的なことについても詳しく質問できると思います」と見どころを紹介してくれた。

シャープの第1号テレビ

 マニアではない一般的なお客さんの場合は、だいたい見学時間を1時間見ておけばいい。ただ蓄音機やラジオの企画展も合わせてみるなら1時間半は見ておくといいだろう。また見学に際して、30分しか時間がないなど事前に申請すれば、その時間に合わせてアテンドしてくれるのでご心配なく。

 なおシャープファンの方は、一通りアテンドしてもらい説明を受けたあと、好きなだけじっくり見て回るのもOK。昔使っていたパソコンからシャープ、今もAQUOSと電子ノートを使うシャープ信者の筆者は、3時間滞在したことを記しておこう。もちろん館内の展示物は写真OK。

目のつけどころがシャープ過ぎたもの、Be Originalすぎて市場がついていけなかったものなどの、失敗? もたくさん(笑)

 また天理界隈は、古墳の密集地帯。ミュージアムの目の前も「東大寺山古墳群と横穴式石室」があるし、ちょっと山を下りると藤原氏オススメの「赤土山古墳」もある。また少し車で南に行くと日本最古の神社のひとつで鶏がたくさんいること有名な石上神宮、さらには古事記にも登場する最古の大神神社もある。

 ミュージアムと合わせれば、一日楽しめるスポットなのでオススメ!

要申し込みなので、この点は注意!

 休日はめったにオープンすることのないシャープミュージアム。次、休日にオープンするのは、ほんといつだかわからない(笑)。マジで。詳細はシャープミュージアムホームページで確認しよう。

 駐車場もあるがかなり少ないので、行くなら電車とバスがいい。最寄り駅は、近鉄天理とJR万葉まほろば線(桜井線)の天理駅。駅からバスでだいたい30分ほどだ。バスはミュージアムの目の前のバス停につくので、ゲートの守衛さんにミュージアムに来た旨を伝えると入場できる。また事業所の近くにJRの駅があるが、駅からのアクセス手段がないので注意。

 なお、対応できるスタッフに限りがあるので、必ず事前に申し込みを忘れずに!

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