スマホの画面をモバイルディスプレーに表示!
ゲームパッドと組み合わせれば強力なゲーム機に変身する
スマホとの接続は、スマホ側にHDMI出力がある、もしくはUSB Type-C出力があることが条件だ。ただし、USB Type-Cからの映像出力に対応していても電源供給量が足りないため、別売りのACアダプターを接続するケーブル「Type-C Video+Type-A Power Cable」(Amazon価格2479円)が必要となる点には注意しよう。
「HUAWEI P30」で試してみたところ、接続するだけで「On-Lap 1306H」を認識。とくに苦労もなく、スマホの画面を大きなモバイルディスプレーへと出力できた。
大きな画面で表示できるとなれば、試してみたいのがゲーム。そこで定番レースゲームの「アスファルト9:Legends」を試してみたのだが、これがスマホで見るよりも迫力が増し、より一層楽しめるようになった。
このゲームはBluetooth接続のゲームパッドにも対応していることもあり、ある意味スマホがゲーム機になったかのような気分だ。一度試すとスマホの小さな画面には戻れないほどの魅力がある。
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少々残念なのは、スマホでの操作が必須となるゲーム。スマホの画面を見ながらのプレイとなるため、せっかく「On-Lap 1306H」の大きな画面に表示してもそちらを見ることができないからだ。
ただしこれはあくまで自分一人でいるときの話。ゲームの腕を友人らに披露したい場合は、スマホの画面を見せるのが困難となるだけに、むしろ、表示専用の別ディスプレーがあったほうが見やすくなる。こういった“見せるための用途”としても、「On-Lap 1306H」は活躍してくれるわけだ。
今回は、昨年の東京ゲームショウ2019にて、いろんな意味で話題をさらい、今注目されている「アクション対魔忍」をプレイ。3Dでカッコよく動く対魔忍の姿を、スマホよりも大きい画面で見せるには、モバイルディスプレーは手軽でもってこいだ!
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自分一人で楽しむスマホ用のゲームを、大勢で楽しめるようになるというのがモバイルディスプレーの魅力だろう。
なお、HUAWEI P30は“デスクトップモード”が用意されており、単純にスマホの画面をディスプレーへと拡大して表示するだけでなく、まるでパソコンのようなデスクトップ表示が可能となっている。この場合スマホはタッチパッドとして機能するため、別途キーボードを用意すれば、ちょっとした書類・資料作成や長文メールもこなせるようになる。
プライベートではゲームを大迫力で楽しみ、ビジネスではパソコンのように使う、といったことができるのがユニークだ。
接続する機器によって用途が大きく広がるモバイルディスプレー
ノートPC用だという先入観を捨て、ゲーム機と接続すればLANパーティーやプライベートでのゲームプレイに活躍し、スマホに接続すればゲームだけでなくビジネスにも役立ってくれる。今回は紹介できなかったが、これ以外にもAmazonのFire TV Stickを接続してビデオ鑑賞用として使う、というのもアリだ。
接続する機器によって1台で何役もこなしてくれる「On-Lap 1306H」。単用途でしか使えないなら躊躇してしまうが、これだけ幅広く活用できるのであれば、手元に置いて損のない製品といえるだろう。
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