E3 Expo 2011

2画面で遊ぶゲームのおもしろさとは!?　Wii Uのプレイアブルタイトルを体験！

　今年のE3の目玉は、何と言ってもWii Uの試遊。週アスは短時間ながらも2タイトルを遊ぶことができたので、そのレビューをお伝えします！

●SHIELD POSE
　Wii Uコントローラーを盾のように使い、海賊船から飛んでくる矢を受け止めるゲーム。最初に“右”、“上”、“左”などの予告があり、リズムに合わせてタイミングよくコントローラーを振って矢を受け止めます。

正面からくる矢を受け止めるだけならカンタン。複数の方向からくる矢を続けて止めたときが気持ちいい！

　プレーしていて思ったのは「これ『リズム天国』っぽい！」。もしかしたら同じスタッフがつくっているのかも……。直感的な操作という点ではWiiと同じですが、常にテレビ画面のほうを見ている必要がないので、より動きが大きくなって楽しいです。

●Battle Mii
　3人でプレーするシューティングゲーム。ひとりは飛行機に乗って地上にいるほかの2人を狙い、2人はその飛行機を打ち落とすと勝ちとなるシステム。

Wii Uのコントローラーは飛行機のプレイヤーが持ち、画面には上空からの視点が表示されます。ほかの2人はWiiリモコン＋ヌンチャクを使用。テレビの画面を分割し、それぞれの視点でプレーします。

　ほかのシューティングゲームでもそうですが、上からの視点のほうが有利。しかも、飛行機側は画面全部を使った表示なのに対し、地上側は分割画面のため視界がせまく、飛行機を見失いやすいです。
　さらに飛行機側が有利なポイントとして“相手の画面を見られる”ということがあるんじゃないでしょうか。今回は初見だったので行き当たりばったりのプレーでしたが、マップを覚えれば、テレビに映っている相手の動きを確認し、先回りして攻撃、なんてこともできそう。
　地上側が飛行機側の画面（Wii Uコントローラー）を見るのはなかなか難しそうなので、慣れるにしたがって飛行機側が圧倒的有利になりそうです。そこを地上側が協力して倒すのがまたおもしろそうですけどね。
 

『Chase Mii』もプレーしたかった……

プレーできなかったけど、気になったタイトル『Chase Mii』。4人がひとりを追いかけて捕まえるゲームで、逃げる側だけがWii Uコントローラーで全体マップと相手4人の位置を把握できます。

 

　短時間での感想ですが、Wii Uはテレビの位置に縛られないことで直感操作の幅をさらに広げつつ、ボタン＆アナログパッドや2画面の使い方でゲーマーへの訴求を狙っているんじゃないかと感じました。特にテレビと手元の2画面は、ニンテンドーDSの上下2画面とはまた違うので、ローンチには驚くような使い方をするようなタイトルが出てくるんじゃないかと期待してます。

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