国内向けWindows Home Server機としては初の、NAS型のオリジナル筐体を採用する『Aspire easyStore H340』が早くも編集部に到着!
さっそく開封して、気になる外観や動作音、ホットスワップ対応のHDDトレーの構造などをじっくりチェックしてみた。搭載ファンは大型ファンと電源ファンの2つで、eSATA搭載で外付けHDD拡張もできる様子。 この1TBモデルの場合、実売価格は6万円を切る程度(ビックカメラのウェブ通販で5万9800円)。3TBモデルは+3万円。
【追記アリ】 Windows Home Serverの担当者ブログにてツッコミが入ったので若干追記(笑)
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↑まずは箱を開封。ビニール包装された本体と、付属品の箱、梱包材のみと、シンプル。付属品の箱の中には、マニュアルと電源配線が入っている。
↑ビニールを外して編集部の和みスペースに移動。ひとめでわかるのは、左側が前に突き出たユニークなデザイン。この部分には、上から電源ボタン、HDDのアクセスランプ、USBポートなどが機能的に配置される。
↑本体向かって左側にはAtomシールが貼ってある。前面に貼ってないのは、ある意味正しい選択。
【追記】 マイクロソフト林氏によれば、右隣のWHSロゴは、国内ではH340にしか付いてないのだそう。なるほど、見た瞬間そこはかとない違和感を感じたわけだ。VGA出力ナシ、光学ナシ、静音、低消費電力など、いわゆるフツーのPCをWHS機に仕立てただけではロゴ取得できない規定になっているそう。
↑前面ドアを開くと、HDDが4台装着できるトレーがある。多段NASと同じようなイメージ。プラスチック成形の精度が高く、安価な多段NASのような頼りなさとは一線を画す質感。このあたりはさすがPCメーカー。
↑HDDトレーを外したところ。さらにHDDとトレーとを切り離してみる。
↑HDDとトレーを切り離した。完全なドライバーレス設計になっており、プラスチックトレーの柔軟性を活かして、うまくはめ込む仕組み。メンテナンス性も良さそう。
↑背面。インターフェース類は下部に集中。左からeSATA端子、LAN、USB×4。右上のファンは電源ファン。電源を入れてみたところ、アイドル状態では高速回転はしておらず、あまり耳障りではなさそう。とはいえ、暗騒音の多いオフィスでのチェックなので、自宅で聞くと、また印象が変わるかもしれない。
【内部チェック編】
保証外の作業になるおそれがあるので、実際に作業する際は注意してください。
↑背面の3本のネジを+ドライバーで外すと、ガワがそっくり外れる。大きなファンは向かって右側にある。これだけ大きいので、このファンについてはアイドル時の動作音がほぼ聴こえない。手を当てるとエアーはしっかり吸っているので、冷却能力は期待できそう。
↑反対側。上部に電源ファンを持って来るのは、キューブPCなどと同じ手法。配線類は結束バンドでキレイにまとまっている。
↑基板部分のアップ。Atom採用のおかげで、CPUまわりはファンレス設計。高周波音を発するチップクーラーなどがないのは、静音性で有利。
(イトー)
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