サブ液晶とコントロールダイヤル装備の湾曲ディスプレー
曲率2300R(半径2300mmの円に近似する曲がりの大きさ)の湾曲パネルを採用する液晶ディスプレー「Optix MEG381CQR」も発表された。「ウルトラワイド」と呼ばれるアスペクト比21:9で、ゲーム向けの豪華な仕様を盛り込んでいるモデルとなる。
主なスペックは、解像度3840×1600ドット、リフレッシュレート144Hz、応答速度1ms、パネル方式はIPS。本体のベゼル左下部分には小型のサブディスプレーと「Control Dial」と呼ばれるダイヤルを配し、設定の変更に加え、設定した地域の気象情報やプレイ中のゲームの情報などを確認できる。
たとえばゲームをしながらサブディスプレーに体力などの情報を表示し、あえてゲーム側のUIを消す、といったこともできる。対応するかどうかはゲームによるようなので、すべてのゲームでこうした遊び方ができるわけではないが、他の製品にはないユニークな使い道があるのは間違いない。
発売時期や価格は未定とのこと。
近未来的なデザインにも注目!
発表されたデスクトップPCで目を惹いたのは、「MEG Aegis Ti5」。近未来的なフォルムのケースデザインと、本体正面に付いたダイヤル「Gaming Dial」が印象的だ。
ダイヤルの中央部分には小型の有機ELディスプレーが用意されていて、「Optix MEG381CQR」のダイヤルと同じようにPCの情報を表示したり、LEDの設定を変更できる。やはり天候情報なども表示できるようだ。
主なスペックは、CPUに第10世代のIntel Core i9プロセッサー、最大128GBのDDR4メモリー(DDR4-2666)、M.2 SSD×2、SATAストレージ×3(3.5インチベイ1台、2.5インチベイ2台まで)、GPUにNVIDIAのGeForce RTX 2080 Ti。インタフェースとしてはUSBのほか、最大で2.5Gbpsと1Gbpsに対応の有線LANを1つずつ、Wi-Fi 6対応ワイヤレスLAN機能を内蔵している。
発売時期や価格は決まっていないが、2020年中には発売を見込んでいる。
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