ASUSとNVIDIAは1月5日(現地時間)、ネバダ州ラスベガスで開催しているコンシューマー エレクトロニクス ショー(CES)にて、360Hzのリフレッシュレートを備えたディスプレー「ASUS ROG Swift 360」を発表した。
本製品は、eスポーツ向けに開発された24.5インチのフルHD(1920×1080ドット)液晶ディスプレー。1秒間に何枚の画像(フレーム)を表示できるかを示すリフレッシュレートの値が360Hzと非常に高いのが特徴。
現在市販されているゲーミングディスプレーでは、高くても240Hzほどまでの製品が多く、今回のROG Swift 360のリフレッシュレートは史上最速という。
リフレッシュレートが高いディスプレーは、映像の表示がより滑らかになり、FPSなどのゲームタイトルでは、高速で視点を動かした際の敵の視認性向上や、照準の付けやすさなどにつながる。360Hzのリフレッシュレートでは、ゲーム内のフレームが2.8ミリ秒ごとに表示されるとのこと。
また、「NVIDIA G-SYNC」を搭載し、ディスプレーのリフレッシュレートとGPUのフレームレートを同期させることで、ティアリングなどによる画面のカクツキを防止する可変リフレッシュレート(VRR)テクノロジーなどにも対応している。
1月10日までのCES期間中、Wynn ホテルのプレス向けスイートにおいて、本製品のeスポーツ向けデモを紹介する予定。
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