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おっさんホイホイ

6輪タイレルも爆走! 「SUZUKA Sound of ENGINE」は感動の嵐!

2019年11月24日 12時00分更新

黄金の60年代を駆け抜けたスポーツカーが鈴鹿に集合

 世界中の自動車メーカーが競って個性的なマシンを生産していた1960年代は、いわばスポーツカーの黄金時代と言えましょう。ポルシェ、ブラバム、ロータス、フォード、ジャガーをはじめ、日本からはホンダ、日産といったマシン達約20台が鈴鹿でデモレースを展開。

前のオープンボディのマシンはロータス19。同社初のミッドシップレーシングカーとして1960年にデビューした。後ろはロータス初のオールFRP製モノコックボディーとして知られるロータス・エリート

 さらに、1960年代のサーキットに大きな足跡を残したプリンス/ニッサンの名車、プリンスグロリアスーパー6や、プリンススカイラインGT S54、そして日産スカイラインGT-R(通称ハコスカ)を、ニッサンワークスドライバー経験者である長谷見正弘・星野一義・松田次生さんがドライブするという企画も。

PRINCE SKYLINE GT S54(1964 JAPAN GP GT-IIクラス)

PRINCE GLORIA Super6(1964 JAPAN GP T-V1クラス)

NISSAN SKYLINE GT-R(KPGC10)

 そのうちハコスカのレース仕様は、来年初頭に開催される「東京オートサロン2020」内のオークションに出品されるというので、気になる方はチェックしてみてはいかがでしょうか。ステアリングを握った松田さんは「僕もハコスカを持っていますけれど、こんなに気持ちよくエンジンが回ったことはなくて。これはイイですね」とのことでした。

 他にも、葉巻型とよばれるフォーミュラーマシンや、ミニF1と呼ばれた日本独自の軽フォーミュラFL500によるレース、そして1972年までに製造された二輪ロードレースマシンによるレースも行なわれました。これらのマシンはすべて個人所有で、この日のためにレストアを施したものも。年々これらのマシンの参加は増えているとのことで、「SUZUKA Sound of ENGINE」は、このようなマシンの走行をする機会と交流の場でもあるそうです。

葉巻型フォーミュラーカーによる模擬レースの様子

1965年に誕生したロータス35B。F2、F3マシンでわずか22台しか製造されなかった貴重なマシンだ

FL500と呼ばれる500cc軽自動車エンジンのレース

懐かしいレーサーバイクによるレースも

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