週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

まだまだ出てくる、ここまでやるかというこだわりも

絶賛進化中、世界最小・最軽量の粒型完全ワイヤレスイヤホン「GRAIN」

2019年08月30日 15時00分更新

超小さな「寝ホン」という新しいトピックスも

 さて、小型のくせにこだわりだらけのGRAINだが、4mmドライバーの音を先に体験してみたいという人に朗報。実は出来立てのホヤホヤと言って岡田さんが持ってきたのが、寝ながらイヤホン(寝ホン)を想定して開発した有線イヤホンだ。女性など、耳穴の小さな人でも利用できる製品として開発した。

真鍮製筐体に4mmドライバーを入れた新製品を企画中。筒状でむちゃくちゃ細い筐体が印象的。

直径4mmドライバーはGRAINと同じもの。透明イヤーチップも同じものがはまる。

 3000円ぐらいで買えるものを目指したとのことだが、手にするともっと高い値段で売ってもいいのにと思えるほど上質な仕上がり。筐体は真鍮をくりぬいてつくったもので、複数部品に分割せず、丸い棒を一方向から削って実現し、それに穴を開けたものだという。色はクロムメッキとシルバーメッキが選べる。

ケーブルと組み合わせたところ。見た目もおしゃれで、3000円台の製品としては質感もなかなかいい。

3種類の仕上げを用意している。試作段階ではケーブルなども異なるため、音調はモデルごとに結構変わる印象だった。

 同じドライバーということで、中高域がきれいに伸びるサウンドキャラクターは同様だ。試作機では筐体の表面処理に加え、ケーブルもすべて違うものが用意されており、音質もすべて異なっていた。10月には入手できるようになるそうなので、寝ホンをしたいという方は、こちらもぜひチェックしてみてほしい。

ドライバーを動きやすくするため、ベント(空気抜き)用の穴を開けている。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります