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新UIのTwitterは何が変わった? 新機能をチェック

2019年08月12日 12時05分更新

複数のアカウントを利用可能に「マルチアカウント」

 マルチアカウントは、複数のTwitterアカウントを切り替えて利用できる機能だ。すでにスマホ向けアプリには搭載済みの機能だが、ようやくデスクトップ版にも搭載された。

 おもな使い方として考えられるのは、個人の付き合いや趣味、仕事関係向けなどで複数のTwitterアカウントを使い分けているユーザーが、同じブラウザー上で再ログインの手間なしにアカウントを切り替えて投稿・閲覧するといった用途だ。

 アカウントの追加は、左メニューの「もっと見る」から、アカウント情報の左の「+」または「…」アイコンをクリックして追加する。「もっと見る」の画面にアカウントのアイコンが追加されるので、クリックすれば切り替える。すでにスマホ向けTwitterアプリで複数のアカウントを登録しているユーザーなら、すぐに利用できるだろう。

左メニューの「もっと見る」から、アカウントの追加や切り替えが可能になる

 注意点としては、ホーム画面で現在どのアカウントを利用しているかを判断する方法が、アイコンの違いしかない点だ。デスクトップ版Twitterは画面の色などを変えられるが、この設定はすべてのアカウントで共通なので、画面の色でアカウントを判別することもできない。

Twitterの表示設定は、元のアカウントも追加したアカウントも共通のものが適用される。ホーム画面でどのアカウントを利用しているか判別するには、アイコンをちゃんと確認するしかない

 このため、いわゆる誤ツイート、誤爆をしてしまう可能性がある。もし、誤ツイートが問題になるなど重要なアカウントを運用したい場合は、異なる機器やブラウザー、アプリを使うなど、別の環境を用意したほうが安全だろう。

 ちなみに、アカウントの切り替えは毎回「もっと見る」をクリックしてアカウントのアイコンをクリックする方法しかない。現在、デスクトップ版Twitterのキーボードショートカットにはアカウントの切り替えに関連したコマンドがないので、すばやくアカウントを切り替えたい場合には不便さを感じる。

デスクトップ版では、キーボードショートカットでアカウントを切り替えられない。なお、ショートカット一覧は「Shift+?」で確認できる

 次回は、新機能のブックマークやダークモード、トレンドの設定についてチェックしていこう。


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