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いつものタバスコの10倍の辛さ

タバスコ史上最も辛い「スコーピオンソース」こりゃ辛いよ……

2019年07月01日 18時30分更新

「TABASCOスコーピオンソース」

 「TABASCOソース」の製造会社であるマキルヘニー社は、「TABASCOスコーピオンソース」を7月1日に発売しました。150mlと60mlの2種のサイズ展開。

タバスコ史上最も辛い「TABASCOスコーピオンソース」

 TABASCOブランドの製品の中で最も辛いというペパーソース。2017年にアメリカにて数量限定で発売され、わずか数時間で初回出荷分が売り切れになった実績がある製品。日本で正式に販売されたのは初めて。

スコヴィール値2万3000~3万3000。

 オリジナルの「TABASCOソース」の約10倍の辛さ。「スコヴィール辛味単位」で測定すると、TABASCOソースが2500~5000に対して、2万3000~3万3000まで上るとか。

 スコヴィール辛味単位とは、唐辛子の辛みの主成分であるカプサイシンを基本とした単位です。

 さて、TABASCOには「ハラペーニョソース」や「ハバネロソース」など複数の製品がありますが、スコヴィール辛味単位で整理してみました。

タバスコブランドの辛さを整理してみると……

<TABASCOソース各種のスコヴィール値>
マイルド

・ハラペーニョソース 600~1200
・ガーリックソース  1200~1800
・チポートレイソース 1500~2500
・オリジナルソース(TABASCOソース)2500~5000
・ハバネロソース   5000~8000
・(新)スコーピオンソース 2万3000~3万3000

辛い

---

 既存の製品だとハバネロソースが一番上。ところが、今回のスコーピオンソースは数値で見ても段違いに辛いことがわかります。スコヴィール値1万超えとはスゴイ!

(※スコヴィール値に馴染みが少なくイメージしにくかったので、値をお金に置き換えて考えてみました。例えば、オリジナルソースのスコヴィール値を円にすると2500~5000円なので、一回お酒を飲み行ける程度。一方、スコーピオンソースは2万3000~3万3000円。8人の飲み会でおごれるくらいの予算です。この差はスゴくないですか? かえってわかりづらくなったらごめんなさい)

本当に辛い? さっそく試してみた!

「おいしい一撃」ですって。

 TABASCOスコーピオンソースの原材料は、サソリの針の形に由来した名前が付く“スコーピオンペッパー”他、グァバピューレ、グァバパウダー、パイナップル、パイナップルパウダーなど。オリジナルのTABASCOソースも少量加えています。

 「刺激的な辛さとフルーティーな甘さの絶妙なバランスを実現した」とうたっていますが……。いったいどれくらい辛いのでしょうか?

 辛い物好きな記者がぺろりと舐めて試してみました。

食べてみましたよ! ほんま辛いです! いつものタバスコと段違い。

 …………辛いっ! 刺されたような刺激的な辛さです。思わず身もだえしてしまいそう。舌がツンツンとするホットな辛さで、触れた部分の唇もヒリヒリ。ですが、抜けはエグミがなく爽やか。しばらくは熱を帯びたような余韻が残りました。

 いつものTABASCOは辛いけれど酸味も強くてフルーティーだなと感じていました。スコーピオンソースはそんなTABASCOの辛みをギュッと強化させたような感じ。

 辛ーい! でも、これ、いいィ!!!!

 スコーピオンという名前にぴったりな、サソリの危険な雰囲気さえする度を超えた辛さです。ですが、我々辛党は「辛さをうたった製品がそこまで辛くなかった」時に毎度ショックを受けています。そんな中、本製品は期待に応えてくれましたよ。

 かゆいところに手が届くような、エキサイティングな辛さ。辛党は上がってしまうはず!!

 たっぷりチーズがのった濃厚なピザにも、容赦なく辛さの爆弾を落としてくれるでしょう。たくさん振りかけたい!

7年ぶりの新製品

日本限定デザイン。かっこいい! 辛党さんはぜひ!

 パッケージは日本限定のプレミアムブラックを基調としたデザインに仕上げたそう。

 マキルへニー社のTABASCOブランドは、創業151年の歴史をもち、現在世界で195以上の国や地域、25ヵ国の言語で販売されているそう。世界各地に製造拠点があると想像してしまうかもしれませんが、アメリカのルイジアナ州、エイブリー島のみで作られています。

 今回のTABASCOスコーピオンソースは、日本においては約7年ぶりのTABASCOブランドの新製品。これまでのTABASCOを愛好していた人も、辛い物が好きという人も、試してみるべき一品だと思います。今後量販店などに徐々に並びますし、通販サイトでも買うことができます。

 ただし、本当に本当に辛いので、辛さに弱い人やお子さんはご注意!



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書いた人:記者ナベコ

デジタル媒体アスキーでなぜか食べ物の記事ばっかり手掛けている人。3度の飯を食らいつつ酒をがんがん飲んでいる。好きなジャンルはビール、ウイスキー、焼酎、日本酒、ワインなど高アルコール全般。苦手なお酒は甘いカクテル全般とスピリタス。酒豪ではなきにつき鯨飲した翌日はSNSからも消える。Facebookやっています。

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