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「OPPO R17 Pro」はミドルながらハイエンドに匹敵するスペックとカメラ!

2019年06月15日 12時00分更新

暗い所に強く、背景ボカシもお手のモノ

 カメラもかなり独自の構成となっている。背面のメインカメラは一見すると3眼だが、基本的には中央の約1200万画素のカメラがマスターとして機能し、いちばん下の約2000万画素のカメラは、被写界深度測定などに使用される。さらに一番上は「TOF(Time of Flight) 3Dカメラ」となっている。

画角の違いではなく、それぞれ役割の違うカメラを3つ搭載

 マスターとなるカメラが約1200万画素というとスペック的に劣るように思えるかもしれないが、これはより光を取り入れやすくするため、画素面積を1.4μmと大きくしているため。さらに絞りを自動で切り替える「F1.5/F2.4オートアパチャー」も搭載。これらの性能や機能により夜間など暗い場所での撮影に強い。

 以下はOPPO R17 Proで撮影した作例で、基本的にはオートで撮影している。やや暗めに写る印象ではあるが、色味は見たままに近く自然な感じ。夜景の撮影もライトの色などがしっかりと表現されており、手持ちでここまで撮影できるなら十分だ。

撮影時は雨だったが、建物の細かな装飾などはしっかりと捉えている

若干暗めだが、照明の色にあまり影響されず自然な発色に

暗い空のノイズはやや気になるが手持ちでも十分キレイに撮れている

【まとめ】ミッドレンジとしては高いが
カメラ機能を考えるとコスパ的にまずまず

 価格は実売で7万5500円前後。ミッドレンジとしてはやや高いが、ハイエンドに近いスペックやカメラ性能と考えると、コストパフォマンス的には悪くない。MVNOなどのセット販売では税込み6万5000円で購入できるケースもあるので、OPPO R17 Proを狙うならそちらもオススメだ。

「R17 Pro」の主なスペック
メーカー OPPO
ディスプレー 6.4型有機EL(19.5:9)
画面解像度 1080×2340
サイズ 約74.6×157.6×7.9mm
重量 約183g
CPU Snapdragon 710(オクタコア)
内蔵メモリー 6GB
内蔵ストレージ 128GB
外部ストレージ ×
OS Android 8.1(ColorOS 5.2)
対応バンド LTE:1/2/3/4/5/7/8/12/17
/18/19/20/25/26/28/32/34/38/39/40/41
W-CDMA:1/2/4/5/6/8/19
4バンドGSM
DSDS ○(DSDV)
VoLTE
カメラ画素数 リア:1200万画素+2000万画素
/イン:2500万画素
バッテリー容量 3700mAh
FeliCa ×
防水/防塵 ×/×
生体認証 ○(指紋、顔)
USB端子 Type-C
カラバリ ミストグラデーション、エメラルドグリーン

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