伊納氏も驚いた、DAIVシリーズの性能とコスパ
カンファレンスセッションでは、伊納氏がDAIVシリーズを使って、あらかじめ撮影した動画の編集を実施。さらに、数種類のカメラと編集ソフトでの書き込み速度を比較したデータ結果を紹介していた。比較に使用したのは、DAIVシリーズの中でも映像制作向けの15.6型ノートパソコン「DAIV-NG5510E1-S2」「DAIV-NG5800U1-VG」と、デスクトップパソコン「DAIV-DGZ530U2-M2SH5」「DAIV-DGX760H2-M2S5」。
伊納氏がとくに気に入ったというのが、今回紹介したノートパソコンの中で上位にあたるDAIV-NG5800U1-VG。Core i7-8750H(2.2GHz、6コア/12スレッド)、GeForce RTX 2060、32GBメモリーを搭載するハイエンドノートパソコンだ。さらに、ThunderBolt 3端子やUHS-II対応のSDカードリーダーを備えている点も特徴となる。
伊納氏は「実写のみの作業であれば、この1台でサクサクできてしまいます。SSDの速度を測ったときは、今まで使っていたマシンのSSDとの速度差がありすぎて、計測ソフトが壊れたのかと思いました。驚きのコストパフォーマンスですね」と絶賛していた。
山下氏は「アドビのソフトであれば、ノートパソコンでもしっかり作業できます。3DCGなどの作業がある場合は、デスクトップのDAIV-DGZ530U2-M2SH5やDAIV-DGX760H2-M2S5を選択するといいと思います」とコメント。野原氏は「DAIVシリーズは性能とコストパフォーマンスの高さを特徴とするクリエイター向けパソコンです。映像制作をする場合、パソコンのほかにも用意する機材はたくさんあるので、決められた予算の中でいろいろ買わないといけないというときにも、コスパの高いDAIVシリーズを選ぶメリットはあると思います」と語った。
深夜でも電話対応
BTOパソコンメーカーならではのメリット
最後に、野原氏がBTOパソコンメーカーのマウスコンピューターならではのメリットを説明した。同社は、長野県の飯山市に工場を構え、国内で開発、品質管理、生産を実施しているBTOパソコンメーカーだ。加えて、自作パソコンと比べてBTOメーカーならではのメリットがあるのは、サポート。
同社では、24時間365日の電話サポートが受けられるほか、WebチャットとLINEでも相談を受け付けている。さらに、保証期間の延長や、破損や盗難時でも負担してくれる保障なども用意している。伊納氏は「映像クリエイターは深夜に作業することが多いので、24時間電話対応があるのはとても助かります」とコメントしていた。
そのほか、96時間以内に修理を完了するように心がけているという修理対応については、井上氏が「パソコンの修理は1週間くらいかかるイメージなので、96時間はかなり速いですよね。パソコンが壊れてしまうと、作業がまったくできなくなってしまうので、修理対応が速いのはメリットだと思いますよ」と述べた。
VIDEOGRAPHERS TOKYOでは、カンファレンスセッションで紹介があったパソコンを実際に展示したブースもあり、伊納氏が撮影した動画を使って実際に編集ソフトが触れるようになっていた。映像編集向けのパソコンを探しているのであれば、実際に店舗などでDAIVシリーズに触れて、購入を検討してみてはいかがだろうか。
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