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憧れの名車・珍車がズラリ! オートモビル カウンシル2019に行った!

2019年04月10日 15時00分更新

軽快なオープン2シーター
メルセデス・ベンツ「190SL」

 1954年にデビューしたメルセデス・ベンツ「190SL」は、当時の世界最強スーパーカー、メルセデス・ベンツ「300SL」と同じ「SL」の名を冠したオープン2シーター。フロントには、パワーユニットも直列4気筒OHVユニットのシリンダーヘッドをSOHC化するとともに、排気量も1.9リッターまで拡大。2基のソレックス製キャブレターを備える。

スポーティーなスタイルが目を惹く
メルセデスベンツ「190E 2.5-16 エボリューションII」

 1982年にメルセデス・ベンツ初のDセグメントとして発表され、後継のCクラスが登場する1993年まで12年に渡って生産されたW201型は、日本でも大ヒットを記録した。190E 2.5-16 エボリューションIIは、ツーリングカーレース出走のためのベースマシーンとして、1990年にホモロゲーション獲得のため500台が製造された。2463cc直列4気筒DOHCターボエンジンは235馬力を発生する。リアの大型ウイングが特徴だ。

ガルウィングドアがカッコイイ
メルセデスベンツ「300SL」

 1954年ニューヨークショーでデビューした、世界初のガソリン直噴エンジン搭載車。特有のガルウィングドアは、レーシングカーをベースとした鋼管スペースフレーム構造だったことから、通常の車のドア下半分にフレームが来てしまい開口部の敷居が高くなってしまったこと、そして車高が低かったことから採用された。2996ccの水冷直列6気筒SOHCエンジンは160馬力を発生。1957年までに1400台が生産された。

ロングノーズの流麗なクーペ
ロータス「エリート」

 ロータス・カーズが1957年に世に送り出した、同社初となるGTカー。直列4気筒SOHC 1216cc、最高出力76ps/6100rpmの心臓をフロントにマウントしたFRマシンで、流麗なフォルムはFRPで作られており、車体重量はわずか585kg。大きなハンドルがグランド・ツーリングマシンであることを意識させる。生産台数は1000台に満たず、後のエランにつながる貴重なマシンだ。

スーパーカーブームを牽引した存在
ロータス「47GT」

 いわゆるロータス・ヨーロッパと呼ばれるモデルのレース仕様が47GT。エンジンは165馬力を発生する1600ccのコスワース製Mk.13型直列4気筒を搭載するが、後にV型8気筒の大排気量モデルも登場した。ボディーはより一層軽量化がなされたほか、サスは当時のF1のような4リンク式に変更されたほか、4輪ディスクブレーキを搭載するなど、まさに勝つために生まれたマシンとなっている。

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