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「DeskMini A300」をインテル版と比較!今話題の小型ベアボーンをチェック

2019年02月14日 11時00分更新

外見と異なり中身は当然大分違う

 ケースや外見が同じということは、もちろん分解方法も同じ。背面の4つのネジを外すことで、簡単にマザーボードが引き抜ける。なお、フロントインターフェース用のケーブルが接続されているので、分解時は外すのを忘れないようにしたい。

 さすがにマザーボードの違いはかなり大きい。まず目につくのがインテル版ではチップセット(PCH)があるのに対し、AMD版ではそれがないこと。これはCPU内にいわゆるチップセット機能が内蔵されているためだ。

 また、メモリースロットの位置とM.2スロットの位置が入れ替わっているというのが、レイアウト上の違いとなる。こうしてみると、外見は瓜二つでも、中身はまったく違うものだというのがよくわかる。

AMD版ではチップセットがないのが、構成の大きな違い。また、メモリースロットやM.2スロットの位置が大きく変わっている。

 マザーボードの裏側を見てみよう。CPUソケット・クーラーのバックプレートが大きく違うというのが第一印象だ。インテル版ではちょうどソケットの範囲だけとなっているが、AMD版は背面の3分の1近くがバックプレートで覆われている。とはいえ、インテル版もバックプレートが必要なCPUクーラーを使う場合は似たような面積が使われるため、大きな差はないといえる。

インテル版に比べAMD版はバックプレートが大きく、裏面の3分の1ほどが覆われている。

 ちなみにマザーボードを外した後のシャーシ部分を見比べてみると、びっくりするほどそっくり。2つを並べて見比べてみたが、違いが全く判らなかった。ケースに関しては完全に共通化されているようだ。

左がインテル版で、右がAMD版。……などいわれたところで、見た目には同じなので、違いはわからないのだが。

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