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「カスタムオーダーメイド3D2 バーチャルアバタースタジオ」をKISS開発室で最新バージョンを体験!

VTuberのセクシーさが増す!VIVEトラッカー8個の活用がヤバイ

2019年01月30日 11時00分更新

VIVEトラッカーの対応数を拡張したアップデートVer1.23を実際に体験!

 さて本題です。2018年11月29日に「バーチャルアバタースタジオ」の最新アップデートVer1.23の提供が開始されました。本アップデートでは、「VIVEトラッカー」の対応数を増加。最大8個の全身トラッキングに対応しました。と言うわけで今回、「カスタムオーダーメイド3D2」を制作しているKISSの開発スタジオを訪れて、最新アップデートVer1.23を体験させてもらいました。

両足、両膝、両肘、腰へと7つの「VIVEトラッカー」を取り付けた筆者。VIVEトラッカーはツクモネットショップでの販売価格がひとつ1万2499円なので、合計金額は8万7493円となります。いきなり7つそろえるのはコスト的に厳しいので、まずは両足+腰の3つ構成がオススメです。頭と手は元々トラッキングされているので、両足+腰にVIVEトラッカーを取り付けるだけでも全身トラッキングが可能です

KISS開発室にあったVIVEトラッカーには、スポーツ自転車に乗る際にズボンの裾がチェーンに巻き込まれないように装着する固定バンドが使われていました。肘・膝を曲げると腕・脚の太さが結構変わるので、ゴムの入った伸縮式の固定バンドがオススメです

 両足、両膝、両肘、腰へと7つの「VIVEトラッカー」を取り付けて全身トラッキングした状態で「バーチャルアバタースタジオ」を体験してみた感想ですが、全身の動きがより正確にVR空間内で再現されるので没入感が深まりますね。当然VTuberとして配信する際には、より視聴者を魅了するポーズ、動きができるわけです。

 ユニークなのが、髪やスカートへの当たり判定機能。元々はゲーム中にメイドと、広い意味で「スキンシップ(おさわり)」するための機能ですが、VTuberとして配信している際には、髪をかき上げたり、スカートをたくし上げるなどの演出が可能となります。アクションの幅が広がるので、うまく活用すればより視聴者を魅了できるのではないでしょうか。

全身トラッキングしていれば床に寝転んだり、椅子に座ったりというアクションもこなせます。両膝に「VIVEトラッカー」を装着していれば、映画「氷の微笑」的な誘惑ポーズも可能です!

スカートをつまんでの定番メイドポーズも可能です

髪にも当たり判定があるので、髪をかき上げつつ頭を振るようなルー●ー・●ュー的決めアクションも再現できるかもしれません

 VTuber配信している際に多くの方が悩まされているのが、長時間ヘッドセットを装着した際の疲労です。長い時間ヘッドセットを装着し続ければ体温で蒸れてきますし、至近距離でディスプレーを見つめていれば目が疲れます。

 そこで「バーチャルアバタースタジオ」に用意されているのが、VIVEトラッカーでヘッドトラッキングする機能。VIVEトラッカーを装着した帽子をかぶってポジショニングすれば、ヘッドセットをはずしてもVTuber配信が可能です。これなら1時間を超えるようなVTuber配信中も快適に過ごせるはずです。

VRヘッドセットが必要なのは起動時のみ。ポジショニングが終了すれば、「VIVEトラッカー」を装着した帽子とコントローラーだけでVTuber配信が可能です

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