約6.39型の有機ELディスプレーは指紋認証にも対応
HUAWEI Mate 20 Proは約6.39型の有機ELディスプレーを搭載。アスペクト比は19.5:9で、解像度は3120×1440ドット。縦に長い画面の上部にノッチ(切り欠き)を設けた昨今流行りのスタイルを採用している。
これまでのファーウェイのスマホは、フロントパネルがフラットだったが、HUAWEI Mate 20 Proは3Dガラスを採用し、左右のエッジ部にカーブが施されている。手にした印象は、Galaxy S9などに近い。慣れないうちは、本体を握ったときに指先がカーブに触れると誤操作が生じることもあるだろう。しかし、同梱のクリアケースなど、スマホケースに収めると、指先が誤まって触れることはなくなるはずだ。
カラーバリエーションは、SIMフリー版はミッドナイトブルーとトワイライト、ソフトバンク版はミッドナイトブルーとブラックから選べる。ミッドナイトブルーは細かい斜線がデザインされていて、ガラスながら滑りにくく、指紋が付きにくいことも特徴。派手さを重視するなら、光の当たり方によって表情が変わるグラデーションカラーのトワイライトがおすすめだ。
前モデルのHUAWEI Mate 10 Proは背面に指紋センサーが搭載されていたが、HUAWEI Mate 20 Proはディスプレー上で指紋を認証する新しい方式を採用している。画面オン・オフを問わず、本体を手にすると画面に指紋マークが表示され、指紋を登録した指先でそれをタッチするとロックを解除できる。ロック解除の所要時間は、従来の指紋センサーと同等か、ちょっとだけ遅いかなという程度。端末を机の上に置いたままでロック解除できることも利点だ。
なお、HUAWEI Mate 10 Proは、3Dの顔認証にも対応している。顔認証と指紋認証は併用でき、顔認証のほうがスピーディーにロックを解除できる。普段は顔認証を用いて、マスクを着用しているときに指紋認証を用いるなど、使い分けるのが望ましいだろう。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう