弱電波の場所までメッシュで覆う
無線ネットワークは快適そのもの
アプリを見ると、親機であるWRM-D2133H」と、新たに設置した2台のWEM-1266がアイコンで表示されます。そして、親機や中継機のどこに接続していのか、端末の台数含めてひと目でわかります。
さらに、接続機器をタップすれば、接続している機器の機種(XperiaやPCなど)のIPアドレスや、今どのバンドで接続しているか、およその電波レベルなどをチェック可能。アプリで可視化されると、非常にわかりやすくなります。また、Xperiaやほかの機器ごとに、使用するバンドを手動で切り替えて固定といったこともできます。
メッシュネットワークは、親機と専用中継機がお互いにデータを送受信して網目(メッシュ)状にネットワークを構築するというのが大きな特長です。それぞれの機器がつながりあって、メッシュを広げていくことで、2Fや3Fといった離れた部屋やトイレのような個室で通信環境が悪かったところまででも、安定して通信できるようになります。
今までも中継機を置けば通信距離を伸ばすことはできましたが、やっかいなことにつながった接続をそのまま維持しようとするので、例えば親機につながったほうが安定するにもかかわらず、中継機につながったまま通信が遅くなってイライラという逆効果な例もありました。そういった意味では、Xperiaを自宅で使っていて移動すると、より最適な機器(親機や専用中継機)に接続されるので、とても快適です。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう