数年間“使える”性能に強化したいなら、BTOでまず16GBメモリーを選ぶべし
「m-Book F」シリーズのポイントは、BTOで少し構成を変更するだけでより快適なノートPCになることだ。変更する際のオススメはメモリーの増量で、16GBメモリー(16GB メモリ [ 8GB×2 ( PC4-19200 / DDR4-2400 ) / デュアルチャネル ])にするといい。基本構成のままではシングルチャネルの状態なのだが、8GB×2(計16GB)にすることでデュアルチャネルのメリットを享受できるようになり、単にメモリーが増えるだけでなく、OSやアプリケーションの応答性も向上する。
購入予算に余裕があるなら、SSDを「256GB NVM Express SSD」(SAMSUNG SM961 / M.2 PCI Express x4接続)や「512GB NVM Express SSD」(Intel 600p / M.2 PCI Express x4接続)に変更したり、HDDのほうをさらに大容量の2TB HDDに変更することもぜひ検討してほしい。長く使いたい場合にもオススメの構成変更だ。
メインマシンとしてオススメ! 「m-Book F576SD-M2SH2」は、スタンダードノートならではの価格と性能に注目
「m-Book F」シリーズは、標準で最新世代のCore i5-8250Uを搭載し、スタンダードノートならではのデザインと性能を備えている点が特長だ。使用頻度は時々という方や初心者の場合なら、もっとも安価な直販価格8万9800円(税別)からの「m-Book F556BD-S2」を検討してみるといいだろう。
しかし、趣味や業務などに向けた本格的な作業用として考えているなら、「m-Book F576SD-M2SH2」が断然オススメだ。Intel Core i7-8550U(1.80GHz)、8GBメモリー、256GB SSD(M.2、SATA)+1TB HDD(SATA)というスペックでありながら、直販価格9万9800円(税別)からと非常にリーズナブルで、PCに詳しい方ほど驚かされるだろう。またすでに述べたように、BTOでメモリーなどを強化すると、間違いなく数年間“使える”性能に仕上がる点もうれしいメリットとなっている。
「m-Book F」シリーズは、初心者・中上級者を問わず扱いやすく、さらにパーソナル用途、ビジネス用途のどちらでもオススメといえる製品なのだ。
主なスペック | ||||
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名称 | m-Book F556BD-S2 | m-Book F556SD-M2SH2 | m-Book F576SD-M2SH2 | m-Book F576SD-M2SH5-C |
直販価格(税別) | 8万9800円から | 9万4800円から | 9万9800円から | 11万9800円から |
CPU | Intel Core i5-8250U(1.6GHz) | Intel Core i7-8550U(1.80GHz) | ||
メインメモリー(最大) | 8GB(32GB) PC4-19200 DDR4 | 16GB(32GB) PC4-19200 DDR4 | ||
ディスプレー(最大解像度) | 15.6型フルHD(1920×1080ドット)LEDバックライト | |||
グラフィックス機能 | Intel UHD Graphics 620(CPU内蔵) | |||
ストレージ | 240GB(SATA) | 256GB SSD(M.2、SATA)+1TB HDD(SATA) | 512GB SSD(M.2、SATA)+1TB HDD(SATA) | |
光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ | |||
通信機能 | 無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac、最大433Mbps)、有線LAN(1000BASE-T) | |||
インターフェース | HDMI端子、アナログRGB端子(D-sub)、USB 3.0 Type-C端子、USB 3.0 Type-A端子、USB 2.0端子×2、Bluetooth 4.2+LE | |||
カメラ | 100万画素Webカメラ | |||
カードリーダー | SD/SDHC/SDXC対応 | |||
サウンド機能 | ヘッドホン端子、マイク入力端子、ステレオスピーカー、デュアルアレイマイク | |||
キーボード | 日本語キーボード(107キー、ピッチ約18mm、ストローク約1.8mm) | |||
本体サイズ | 幅377×奥行き257×高さ25.4mm(折り畳み時) | |||
バッテリー駆動時間 | 約6時間 | |||
重量 | 約2.2kg | 約2.3kg | ||
OS | Windows 10 Home(64bit) |
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