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主力「MDR」後継や7.1chヘッドフォンなど ソニー春のヘッドフォン新製品が面白い

2018年02月20日 13時00分更新

サラウンドヘッドフォン新製品が久しぶりに登場

「WH-L600」

「WH-L600」。デコーダーボックスが台座のようになっており、ヘッドフォンをかけることで充電が可能

 4月7日発売予定の「WH-L600」は、屋内使用向けのサラウンドヘッドフォン。予想実売価格は3万2400円前後。

 「MDR-HW700DS」の下位モデルにあたるが、HW700DSが発売されたのは2013年。本機は最新で高い演算能力を持つDSPを採用し、オーディオデコードとバーチャルサラウンド化処理をまとめて行なう。

 処理が増えたことで電流変動の幅が大きくなるが、本機は大容量大型コンデンサーを2つ搭載。急激な電流変動にも対応できる。

 マスタークロック用の真空水晶振動子や高音質コンデンサーの採用など、音質にこだわっている。

デコーダーボックス前面。スポーツモードを搭載

デコーダーボックス前面。スポーツモードを搭載

デコーダーボックス背面、各種入力端子を搭載

デコーダーボックス背面、各種入力端子を搭載

 製品はワイヤレスヘッドフォンとデコーダーボックスで構成されており、7.1chのバーチャルサラウンド再生が楽しめる。また、デコーダーボックスはヘッドフォンを充電する台になっており、脱着がしやすくなっている。

 エフェクトモードでは、従来の「シネマ」や「ゲーム」「ボイス」に加えて「スポーツ」を搭載。歓声がサラウンド化され、解説の声は聞きやすくなる。

 このほか、独自アリゴリズムにより部屋の微小な間接音や余韻部分を再現する「Natural Reverb Reproduction」を搭載。自然な音場を体験できる。

 入力端子はステレオミニジャック、光デジタル、HDMIで、デコーダーはDolby Digital、DPLx、DTS、AACに対応。ヘッドフォンは1回のフル充電で最大17時間使用できる。

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