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カスタマイズ機能などを導入

Webブラウザー「Vivaldi(ヴィヴァルディ)」、バージョン1.3をリリース

2016年08月12日 13時23分更新

 ヴィヴァルディ テクノロジーズは8月11日、Windows・Mac・Linux向けウェブブラウザー「Vivaldi(ヴィヴァルディ)」バージョン1.3をリリースした。

 Vivaldi 1.3ではテーマのカスタマイズ機能を導入し、ブラウザーのUIの色やあしらいを、ユーザー自らデザインしてオリジナルテーマとして保存できる。また、Vivaldiのデザイナーが作ったテーマの中から選択可能だ。この機能では、視覚障害のあるユーザーや暗い環境で作業するユーザーが快適にブラウジングするためにコントラストを調整することができる。

 プライバシー面では、WebRTCによって音声、ビデオチャット、ファイル共有アプリケーションがHTMLを利用してWebブラウザーネイティブで可能だが、それは同時にユーザーのIPアドレスをブロードキャストしているので、ウェブサイトがユーザーをトラッキングできるとう問題がある。その対応としてVivaldi 1.3ではブロードキャストをオフにする設定を追加し、プライバシーを向上させた。

 そのほかの機能として、デフォルトのマウスジェスチャーを追加した。さらに、90を超えるさまざまなブラウザー操作を簡単に実行できるオリジナルなマウスジェスチャーを登録可能になった。

 また、Linuxユーザーに向けて今回のリリースでプラットフォーム固有の改善をいくつか実施した。タブを休止状態にするタブハイバネーション機能やHTML5でのMP4動画やMP3音声メディアのサポートも強化した。

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