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マネーフォワード、日本IBMのFinTech共通APIへ接続検証を実施

2016年07月01日 06時30分更新

 マネーフォワードは日本IBMが開発した“FinTech共通API”へ接続検証を実施したと2016年6月30日に発表した。将来的に同社のコンシューマー向けサービス『マネーフォワード』や、ビジネス向けクラウドサービス『MFクラウド』シリーズへの導入を検討している。

 日本IBMのFinTech共通APIとは、金融テクノロジーサービスを提供する事業者向けに提供しているサービス。FinTechのサービスと既存の金融機関のインターネットバンキングを接続し、残高照会や入出金情報など連携できるインターフェースを含むAPI群のこと。2016年2月に発表され、各社の金融テクノロジーサービスにおいて、セキュアでオープンな汎用的、標準化仕様を目指し開発されたものだ。

 現在はマネーフォワードのサービス内で金融機関のIDとパスワードを入力して預けることで金融取引データの情報を得ているが、FinTech共通APIを導入することでIDとパスワードをサービスに預けることなく、金融取引データが取得できるようになる。金融機関側のシステム変更への対応や、セキュリティーの確実性も増すようになる。

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