スキマ時間に有料チャンネルを効果的に見る
テレビのライブ映像や録画した番組の視聴はLAN内(自宅)が基本となるが、もちろんインターネット経由でも見られる。放送とは違ってパケット通信量は消費する。そのためWi-Fi接続時に利用するなど、注意して使ったほうがいいが、宅外に向けて配信が利用できる点は、出張時や外出先の空き時間を有効活用するという意味で便利だろう。
地上デジタルだけでなく、BSデジタル/110度CSにも対応しており、有料チャンネルのライブ映像を見られる点にも注目したい。映像はワンセグに比べて圧倒的に高画質だし、ワンセグにはない有料チャンネルも視聴できる。最近ではネット配信でもさまざまなコンテンツが見られるが、放送、特に有料チャンネルではほかでは見られない映画や番組が非常に多い。せっかく有料チャンネルに契約したのに、あんまり見られてないな、などと思う人はぜひテレキング GV-NTX2の導入を検討したいところだ。
なお、配信可能数は、自宅(LAN内)での視聴の場合、リアルタイムの放送番組を最大2台。録画番組を最大3台の機器に同時配信できる。宅外(インターネット経由)の場合は、リアルタイムの放送番組/録画番組のどちらも、同時配信は1台に限定される。
GV-NTX2は録画先としてUSB HDDのほかにNASも選べる。宅外視聴できるのはGV-NTX2に接続したUSB HDD内に録画した番組。もしくはNASでも、アイ・オー・データ機器の「RECBOX DR」(HVL-DRシリーズ)に代表される、DLPA2.0対応の機種であれば問題がない。
トリプルチューナーでより高機能なREC-ON「HVTR-BCTX3」
テレキング GV-NTX2には上位機的な位置づけとして「REC-ON HVTR-BCTX3」という機種があるが、こちらはトリプルチューナーを搭載して、HDMI出力も持つ。テレリモを使ったリモート録画予約も可能だ。録画機としてフル機能を求めるならREC-ON。セカンドレコーダー的な位置づけで、よりカジュアルにネットワーク視聴を楽しみたいなら「テレキング」といったすみわけになろうだろう。
主な仕様 | ||
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シリーズ名 | テレキング | REC-ON |
型番 | GV-NTX2 | HVTR-BCTX3 |
チューナー数 | 地上/BS/110度CS×2基 | 地上/BS/110度CS×3基 |
同時録画 | 2番組同時録画 | 3番組同時録画 |
最大録画タイトル数 | 2000タイトル | |
1タイトル最大録画時間 | 8時間 | |
HDD容量 | 最大6TB | |
最大同時配信可能数 | 宅内3台(ただし放送中の番組は2台)、宅外1台 | |
録画モード | 約12倍(AE)~DR、1920×1080ドット | |
約17倍(MR5)~約3倍(MR1)、1280×720ドット(※) 約28倍(MR6)、640×360ドット(※) |
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持ち出し機能 | ○ | |
アンテナ端子 | (地上デジタル専用/BS・110度CSデジタル専用)入出力 | |
接続端子 | LAN、USB | LAN、USB、HDMI出力 |
テレビ接続 | ── | ○ |
リモコン | ── | ○ |
本体サイズ | 約幅215×奥行き185×高さ43.9mm | |
重量(本体) | 約845g | 約850g |
※配信用画質
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