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マニアックなポータブル機器オンリーイベント

ポタ研で見つけた新製品──もはや凶器なAK380 Copper用アンプや東京生産ポタアンなど

2016年02月15日 06時00分更新

東京生産をうたう、上質ヘッドフォンアンプ「HA-P5」

 ティアックは独Beyerdynamicの「T5p 2nd Generation」を国内初披露。昨年のT1 2nd Generationに続くブラッシュアップ。5Hz~50kHzとワイドレンジで、ハイレゾ対応。インピーダンスは32Ω。感度102dBとポータブル機器でも比較的鳴らしやすい仕様だ。実売価格は税別で13万円前後になる見込み。

T5p 2nd Generation

 またヘッドフォンアンプの新製品として「HA-P5」も展示。発売は春、価格は税別で5万円以下のレンジを狙っているとのこと。

 PCM1795を1基内蔵しており、PCM24bit/192kHz、DSD5.6などの再生が可能。機能的には「HA-P90SD」相当になるという。ヘッドフォン端子は3.5㎜で4極となっており、バランス駆動ではないが左右チャンネルのGNDを分離している。その横にある3.5mm入力端子は、光・同軸・アナログ入力の兼用タイプ。上面の端子数を減らしつつ、多彩なソースに対応できるわけだ。

4極のヘッドフォン出力は通常の3極も端子も差せる

入力ソースだけでなくバッテリー残量もLEDでわかる親切設計

ゲイン調整のほか入力端子のアナログ/デジタル切り替えも可能。USB CHARGEというのはAndroid機を接続する際、本体からDAC側に電流が流れないようにするための機能

 USB DAC機能を備えており、底面のUSB A端子にはiOS機器をカメラコネクションキットなしで接続可能。Micro-USB端子には、WindowsやAndroid機器をつないで再生できる。

 HA-P5はMADE IN TOKYOをうたっており、高級Hi-Fi機器のブランドであるエソテリックと同じ工場で基板製造から生産されるという。また無垢材を用いたオーダー家具を作っているKOMAとコラボして、ウォルナットをオイルフィニッシュした置台も展示。木を挟むことで無機質になりがちなデジタル機器の印象を自然に見せたいと話していた。

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