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煙の動きや視界不良をリアルに再現

理経、「煙避難体験」を全面リニューアル

2018年11月09日 14時55分更新

 理経は10月24日、VRで火災からの避難を体験できる新製品を11月より提供開始する。すでに提供している「避難体験VR」をリニューアル、より実態に近い煙の動きVRで再現したもの。コンテンツの開発は火災避難を研究している東京理科大学大学院・関澤教授が監修している。

 VR体験では火災の煙による視界不良や、避難時に有効な判断要素を学ぶことができる。煙の状況は時間経過とともに変化し、しゃがむことで目線が変わるなど、実際の火災避難時に近い内容が再現されているという。

 理経では、消防署や区や企業などでVRコンテンツを提供しており、今後は市や区の単位だけでなく、より地域に根差した自治会などの組織において活用できる廉価なVRコンテンツの開発を行なっていくとのこと。また、自主防災のコンテンツ開発と並行して、隊員向け訓練領域での本技術の活用を目指すとしている。

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