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PS4での使用にオススメな1万円台のヘッドセット「HyperX Cloud」

2018年11月01日 17時00分更新

キングストンテクノロジーの「HyperX Cloud」

 ゲームとヘッドセットとの関係は、ボイスチャットや実況配信の広まりもあり、より密になっている。BGMやSEを聴くだけでなく、音声チャットをしながらのプレイもあるため、ヘッドフォンとしての性能だけでなく、マイク性能も重要視する必要があり、選ぶ際には迷ってしまいがちだ。

 今回紹介するキングストンテクノロジーの「HyperX Cloud」は、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)の公式ライセンスを受け、PlayStation 4に最適化されたヘッドセットだ。マイクは着脱式で、ヘッドフォンだけを使いたいという人にも安心の仕様となっている。なおPS4向けとあるが、4極プラグに対応するスマホ/PCでも使用可能だ。

ブルー・ブラックのPS4向けヘッドセット

見た目としてはオーソドックスなヘッドセット

 HyperX Cloudは、SIEの公式ライセンスを受けたヘッドセットであり、PS4ゲーマー向けとして開発されている。それもあってか、カラーリングは黒ベースに青と、PS4製品を意識した雰囲気の外観だ。また、普段なら赤の印象があるHyperXのロゴまでも青くなっている。

 形状及び仕様は、耳全体を包み込むサーカムオーラルデザイン採用の密閉型で、ドライバーはダイナミック53mm径+ネオジム磁石。15Hz~25000Hz、インピーダンス41Ω、音圧レベル95dBSPL/mW(1kHz時)、THD2%未満というスペック。重量は本体のみで約325gとなっており、長期的な使用を想定してアルミフレームを採用しているが、それほど重くない印象だ。またノイズキャンセリングマイクは着脱式で、セットした場合の重量は約337gとなる。

アルミフレームの部分が青く、PS4らしいカラー。

公式ライセンスを取得しており、PSロゴも刻印されている

取り外し可能なマイクはフレキシブルアームに加えて、マイクスポンジ付属

マイクを使用する際には、本体側のカバーを外す必要がある。小さく無くしやすいため、マイクを付けっぱなしにしておくのも重量的に見てもアリだ

 ケーブルはY型で、ケーブル長1.3m。ケーブル途中にボリューム調整とマイクミュートのできるコントロールボックスがある。このあたりはよくあるフォーマットであり、たとえば、別のヘッドセットから乗り換えた場合でも、操作に戸惑うことは少ないだろう。

コントロールボックスはダイヤルを回してボリューム調整し、マイクミュートはスライダー式を採用。ケーブルは編み込みタイプで、堅すぎず柔らかすぎずのほどよいバランス

 装着する際に圧迫感を気にするユーザーも多いと思うが、本製品はアルミフレーム採用でほどよくフィットする。フレームが一体型ではなく途中で分離しており、パッド付き低反発イヤークッションを採用した効果だろう。店頭で実際に触ってみると、なるべく装着時のフィーリングを心地よいものにしたいという開発イメージがよくわかるハズだ。

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