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「旬八キッチン&テーブル」一号店が新虎通りにオープン

旬野菜をリーズナブルな価格で楽しめる八百屋直営ダイニング

 株式会社アグリゲートは10月18日、東京・新橋の新虎通りCOREに「旬八キッチン&テーブル」第1号店をオープンした。

 同社は、2013年10月より、産地直送の旬野菜をリーズナブルな価格で提供する都市型八百屋「旬八青果店」(都内13店舗)を開業、2017年3月には、お弁当とお総菜を製造・販売する「旬八キッチン」をオープンし、天王洲・虎ノ門にて2店舗を運営している。茨城県に自社農場をもち、生産から販売までを自社で管理することでコストを抑え、一般の流通ではサイズや形が規格外となる食材を買いやすい価格で販売できるのが特徴だ(関連記事:月商300万円超のすごい八百屋「旬八青果店」が目指す未来)。

 「旬八キッチン&テーブル」は、旬八ブランド初のイートインスペースを設けた店舗で、モーニングやランチ、ビュッフェ形式のディナーなどを提供する。

店内には、八百屋も併設。夜22時まで開いているので、仕事帰りに旬の野菜を買えるのはありがたい

 都心で働くビジネスパーソンは、昼に休憩がとれないことも多く、コンビニ食になりがち。遅い時間の外食は出費がかかるうえ、栄養の偏りが心配だ。「旬八キッチン&テーブル」では、新鮮な旬野菜をふんだんに使った食事を毎日気軽にとれるようにリーズナブルな価格で提供する。野菜が高騰するなか、品質を落とさずに低価格を実現できるのは、規格外の野菜を中心に使用することと、生産から販売までITで管理し、徹底的にコストカットしている旬八青果店の強みだ。

 ビジネス街という立地に合わせて、朝、昼、夕の時間帯でメニューが変わり、平日は朝8時から、おにぎり・お総菜・旬ムージー・スープの中から2品350円、3品500円で選べるモーニングセットやカットフルーツを提供。旬の野菜を使ったスムージー「旬ムージー」は1杯200円とお手頃なので、気負いなく続けられそうだ。

 11時からのランチタイムはテイクアウトが中心で、八百屋の平弁550円、旬八丼500円、八百屋のサラダ150円など。16時以降はビュッフェ形式で、イートインは平日1500円/90分、土日祝日3000円/120分、。ディナービュッフェのテイクアウトもでき(880円)、ゆっくり食事ができないときも充実した食事がとれるのはありがたい。

 料理は、いずれも添加物をできるだけ使わず、食材の味を活かしたシンプルな味付け。香辛料を使わずとも、しっかりとした野菜の味や香り、シャキシャキとした歯ごたえが味わえるのは、青果店直営ならでは。メニューは、季節やその日仕入れた食材によって変わり、毎日通っても飽きないだろう。

 旬八ブランドは現在、直営店15店舗、FC店1店舗を出店しており、今期中に20店舗、2020年4月までに直営店25店舗、FC店25店舗まで拡大していく計画だ。

16時以降はビュッフェ形式。メニューはサラダを中心に、常時10種類以上を用意。好きな料理をパックに詰め合わせてテイクアウトも可能

料理はすべて店内のキッチンで調理。添加物は極力使わず、新鮮な野菜ならではのおいしさを味わえる

 店内で販売する地酒やワイン、お菓子や缶詰類などを購入して、店内スペースで気軽に飲むことができる。もちろん、飲み残したお酒やつまみは持ち帰り可能だ。今後はグラスでの提供も予定しているとのこと。

アルコールは常時約70種類のワインや日本酒が揃う。昼間は持ち帰りのサラダやカットフルーツも販売

全国名産の加工品販売コーナー。食べきりサイズで、おやつやお酒のおつまみにぴったり

■旬八キッチン&テーブル 新虎通りCORE店
■営業時間 平日:8時~22時 土日祝:11時~20時
■席数 32席 テラス席あり

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