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RQやイベントも! スーパー耐久で5時間レースを楽しむ方法

 9月22〜23日(土・日)に栃木県にある「ツインリンクもてぎ」で日本屈指の耐久レースシリーズ「ピレリ・スーパー耐久シリーズ2018第5戦」が開催されました。

「スーパー耐久シリーズ」とは?

 何度かアスキーでも紹介していますが、今一度説明します。ご存知、「グッドスマイル 初音ミク AMG」が出場している「SUPER GT」に次いで人気のあるレースカテゴリーです。このレースの魅力はなんといっても「車種の多さ」。SUPER GTに出場している「FIA-GT3」という「個人で買えるレーシングカー」から、普段街中を走っている「マツダ・アクセラ」や「トヨタ・86」といった市販車をレーシング仕様に仕立て上げたクルマまで多彩です。

ここ最近天候不順が多かったが、決勝日は青空も見えレースクイーンも笑顔!

「トヨタ・マークX」と「ホンダ・フィット」。市販車だとよく見る組み合わせ

一番後ろの日産GT-Rは、一番上の「ST-X」クラスの車両。前のトヨタ86&ヴィッツは同じST-4クラス。自分たちのポジションの守りながら抜かせるのもテクニック

 出場チームも、SUPER GTなどのメジャーレースで活躍するプロドライバーで構成されたチームから、レース初参戦といったアマチュアドライバーが所属しているチームなど実力もバラバラ。

 今回のレースは5時間という通常のレースの2〜3倍(今年6月には富士スピードウェイで24時間レースが行なわれた)という長丁場なので、一瞬の速さではなくトラブルのない安定したドライビングが常に求められる、肉体的にも精神的にも過酷なレースです。

5時間ずっとレース観ているのは大変!

 とはいえ、5時間ずっとレースを観ているのは疲れるという人もいるでしょう。実際、レース中もサーキットの外も家族連れをはじめ多くの人で賑わっていました。今回のレースではグランドスタンド裏で、ミニカーでおなじみ「トミカ」の最新モデル「トミカ4D」が展示され、予約を受け付けていました。

隣には本物のホンダNSX(鈴鹿サーキットセーフティーカー)が展示されていた

これが「トミカ4D」

 トミカ4Dは、見た目は手のひらサイズの通常のトミカと何ら変わらないのですが、クルマを押し込んだり、転がして遊ぶとエンジン・走行音といったサウンドと振動が伝わる新世代トミカです。サウンドは実車から収録しており、コミカルなトミカとのギャップが魅力的。

 1台1600円(税抜)と通常のトミカより高いのですが、発売第1弾の6車種(日産GT-R×2色、ホンダNSX×2色、クラウンパトロールカー、ハイメディック救急車)をすべて1台ずつ予約する人もちらほら。

ツインリンクもてぎ内にある、ホンダ・コレクションホール

 ツインリンクもてぎ内には、ホンダの歴史を間近で見学できる「ホンダ・コレクションホール」があります。歴代のホンダの2輪・4輪の市販車がレーシングカーが走行可能状態で展示保管されています。定期的に特別テーマ展示がされ、ホンダ車以外のクルマも置かれることがあります。

(左)ホンダ・カストロール無限・アコード (右)トヨタ・エッソトムス・チェイサー

(左)日産・プリメーラ・ザナヴィカミノ (右)トヨタ・アドバン・エクシヴ

懐かしのレーシングカーがずらり勢揃い

実際に使用されたパーツやヘルメットなどが展示されている

ホンダ・カストロール無限・アコードのドライバー・中子 修選手のレーシングスーツ

 この時は「全日本ツーリングカー選手権(JTCC)」のレース車両が特別展示されていました。とても静かでフロアの所々に資料映像を見ながら腰を下ろす場所があったり、資料本がギッシリ置かれて自由に閲覧できるライブラリールームもあるので、観戦席からはちょっと歩きますが、レースの喧騒から離れてまったりできるオススメスポットです。

 ちなみに今年展示車両の公開走行イベントが行なわれました。状態維持のために定期的に走行させており、一般来場者向けの公開イベントもあります(↓)。

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