2018年10月11日10時00分

ガジェッターの心をわし掴みにしたズルトラ「Xperia Z Ultra」

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 手のひらに収まるスマートフォンと、大画面で見やすいタブレット、そのちょうど狭間にある絶妙なサイズとして、大型のディスプレーを搭載したのが「Xperia Z Ultra」です。

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 国内では2014年の1月にauから「Xperia Z Ultra SOL24」と、Wi-Fiモデル「Xperia Z Ultra SGP412」が発売されました。サイズは92.2×179.4×6.2mm、重さは約212g。スマートフォン視点で見ると、かなりの大きさながらもパスポートと同じ幅で片手でも握りやすく、スーツやジャケットの大きめのポケットであればすっぽりと収まるサイズ感でした。

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 話題になったディスプレーサイズは6.4型で、「Xperia Z」や「Xperia Z1」と同じ解像度(1080×1920ドット)でありながら、画面サイズが大きくなったことで、PC用表示をさせても細かい文字まで拡大せずに見えるといった高精細を活かした使い方ができます。当時はタブレットタイプで10.1型の「Xperia Tablet Z」もありましたが、その大きさから持ち運びには向かず、ギリギリ持ち運べるサイズ感が「Xperia Z Ultra」の最大の魅力だったのです。

 また、鮮やかな色彩を表現できる「トリルミナス ディスプレイ for mobile」、インターネット動画など低画質の場合でも輪郭や画素の劣化を復元して本来の質感やディテール感のある動画を再現できる高画質エンジンの「X-Reality for mobile」を搭載。

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 明るい部屋や屋外でも、映りこみを抑えて見やすい「オプティコントラストパネル」を採用し、人の目や環境によって異なる画面の色味についても「ホワイトバランス」機能により自分好みに調整も可能と、ソニーの技術力が詰まったディスプレーでした。

 スペックは、SoCにSnapdragon 800(2.2GHz、クアッドコア)、メモリーは2GB、内蔵ストレージは32GB。OSは、Android 4.2。バッテリー容量は3000mAh。

 本体デザインは「Xperia Z」と同じく、薄型フラットボディーに背面はガラス素材を採用、6.5mmという薄さとアルミ素材を採用したサイドフレームは丸みをおびて手になじむフォルムとなり、見た目の質感も非常に高く惹き込まれるデザインになっていました。

 背面にあるメインカメラは、約810万画素の積層型CMOSイメージセンサー“Exmor RS for mobile”を搭載していました。カメラにまかせて撮影する「プレミアムおまかせオート」を使用すると、暗いシーンでは最大で4枚の画像を重ね合わせてノイズを抑えた画像が撮れたり、逆光のシーンでも明るさ(露出)の異なる写真を2枚とって白飛びや黒つぶれを抑える(逆光補正HDR)撮影が可能です。

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 設定から、ボリュームキーをズームとして使用したり、シャッターボタンに割り当てることも可能で、シャッターボタンを長押しするだけですぐに撮影ができ、秒間最大10枚でストレージの残量がある限り連続撮影ができました。

 文字入力は、ソニー純正の日本語入力「POBox Touch」がインストールされており、キーボードサイズをタテヨコ自由に変更したり、小さくしたキーを好みの場所に配置することもできました。片手で支えながら、もう一方の手でタップして使う両手スタイルはもちろん、キーボードサイズを小さくして下側に寄せて、片手で持ったまま親指でそのままフリックといった使い方も可能。

 そのほか、microUSB端子とは別に充電専用のマグネット端子を備えて、専用ケーブルや充電スタンド「DK30」を利用できるだけでなく、IPX5/8相当の防水性能とIP5X相当の防塵性能を備えつつ、イヤホンジャックがキャップレスになりフタの開閉なくダイレクトに使用することができました。

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 プリインストールされている「スケッチ」アプリでは、ペン先や太さ、16色のカラーをから選んでイラスト描きにも便利。ゲームアプリも大画面で楽しめます。ソニー独自のアプリを複数起動できる「スモールアプリ」を使うと、画面の大きさもありひとつひとつのアプリ(ウィンドウ)も見えやすく、マルチタスクで使うといった新しいスタイルがなじむ端末でした。

 Xperia Z Ultraは、電子書籍を読む際にも絶妙なサイズ感で、6.4型が漫画の1ページ文をゆったり見える大きさに合い、拡大せずとも読み進められる快適さがありました。ソニーのBDレコーダーや「nasne」に録画済みの動画を転送して、電波環境に左右されずに電車や飛行機の中で消化していくというスタイルにも合います。

 大きいタブレットはムリだけどスマホサイズでは少し物足りないという気持を受け止める、持ち歩きたいと思えるサイズ感が当時のガジェッターたちの心を掴んだのです。

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