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VR/ARを活用した新しいジャーナリズムのコンテスト、賞金は約228万円も

2018年10月01日 15時00分更新

 VRやARを活用した没入型ジャーナリズムのプロジェクトを対象としたコンテスト「the 2018 Journalism 360 Challenge」が開催された。「ジャーナリズムの分野で没入型ストーリー・テリングを発展させるための方法」というテーマが与えられ、世界各国400以上の応募の中から11のプロジェクトが選ばれた。各受賞者には、初期段階の作品アイデアを制作するために4600ドルから2万ドルの賞金が授与される。

 本コンテストは、グーグルニュースイニシアティブと投資基金のジョン・S・アンド・ジェームズ・L・ナイト財団、およびOnline News Associationが共同で開催。没入型ストーリー・テリング(immersive storytelling)と呼ばれる新しい技法を、研究し共有して企業や個人を支援する目的でスタートした。

 ジョン・S・アンド・ジェームズ・L・ナイト財団でディレクターを務めるPaul Cheung氏は「それぞれのプロジェクトは、没入型ストーリー・テリングの新しい技法やモデルを発展することに焦点をあてています。今回受賞したプロジェクトでは、新しい報道方法や視聴者参加型のテクニックを導入して、報道機関や記者達に提供することによってジャーナリズム全体を発展させると考えています」とコメントしている。

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