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OMEN×アプガ・関根梓、東京ゲームショウへの道、逸れる

殺戮の女神の二つ名返上!?大きく曲がった東京ゲームショウへの道

 アイドルグループ「アップアップガールズ(仮)」が、90曲近くある楽曲をすべて披露する「全曲LIVE」に向けていろいろなことにチャレンジしていく企画アップアップガールズ(アスキー)。今回は、メンバーの小悪魔担当(自称)の関根梓が挑戦する、「(アスキー)ならゲームも上手いはず!」企画の第4報をお届けしたい。

 第1弾第2弾第3弾と続いてきたこの企画。日本HPの最新ゲーミングPC「OMEN by HP 15」でバトルロイヤルゲーム「PUBG」(PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS)に挑戦している関根梓ことセッキー。PUBGの腕前を上げ、9月に開催される東京ゲームショウのステージに、プレイヤーとして立つことが(アスキー)の指令として言い渡されている。言い渡されているのだが……。ここへきて緊急事態の勃発である。

 9月某日。とあるビルのとある会議室で、とある男たちによる対策会議が開かれた。

「どうなの、例のアレは」

「そうですね。やはりいろいろちょっと難しいかと」

「じゃあ、そういうことで手を打っておいて」

「いや、部ちょー、ここへ来てそれもちょっと……」

「じゃ、あとヨロシク!」

「部ちょー!!!」

 といったようなやり取りがあったかどうか定かではないが、ここで話題にされている例のアレとは、ズバリ、セッキーのロード・トゥ・TGS計画のことである。なにはともあれ、このとき下った上層部からの指令を、我々はセッキーに伝えなければならない。

 そんなわけで、今回もアプガ(仮)の自称・小悪魔担当、我々の中ではすでに天然担当としての地位を不動のものにしているセッキーを編集部に呼び出した。

お相手は例によってイッペイP

 まずは、最近のセッキーのPUBG事情について話を切り出すイッペイP。聞けば健気にもPUBGの鍛錬は欠かさず行っているが、相変わらず腕前が劇的に上達している様子はない。

 そんなセッキーに対し、今回は少々つらい宣告をしなければならない。損な役回りを押し付けられたイッペイPもなかなか切り出せずにいる。

 ……のだと思ったのだが、おじさんの話は長い。長すぎる。動画を撮影しているわけじゃないんだからとっとと本題に入れよ。スチル撮影をしているカメラマンのシャッター音が100回は鳴り響いたあとだろうか、いよいよイッペイPが切り出す。

イッペイP「まぁ、がんばってるみたいだけどセッキー、……残念ながら、時間切れです」

セッキー「時間切れ?ですか?」

イッペイP「セッキ―が目指していた東京ゲームショウのPUBGステージへの出演、なくなりました」

 今回は、この通告をしたときのセッキーの反応をみるのが趣旨。カメラマンは一人しかいないのに、記者会見か?と思うようなシャッター音が会議室に鳴り響く。せっかくカメラマンが張りきっていっぱいシャッターを切ったので、ここからはしばしセッキーの百面相をお楽しみください。

驚愕!

やっぱりそうですよねー(自覚あり)

くずおれるセッキー(己の不甲斐なさを嘆くくらいの殊勝さもあり)

あー……(やっちまった感も演出)

 一言でこれだけリアクション取ってくれれば撮れ高は十分。さすがは一流アイドル。このままバラエティ番組にもっていっても大丈夫そうだ。

 しかし!我々が求めているのはそんなバラエティ勘ではないのだ。東京ゲームショウのステージでは、凄腕のプロゲーマーたちがしのぎを削る。そんな様子を見るために来場者も足を運ぶ。だが、我々は過去2回の動画撮影ではっきりと確信してしまった。どんなに凄腕のプロゲーマーを集めても、セッキーを1人放り込むだけで、そこは亜空間と化してしまうということを。ハラハラドキドキを求めてやってくる来場者に、先の動画のような茶番劇をみせるわけにはいかないのだ。

 このままでは登壇するプロゲーマーの方たちにも迷惑がかかってしまう。今回の上層部の判断は止むを得ない。セッキーファン、あるいはアイドルファンのみなさんには申し訳ないが、アスキー的には、プロゲーマー≧アイドルなのだ。アイドルとだけヨロシクやっていても、週刊アスキーは表紙しか出来上がらないのである。

 とはいえ、ここまでセッキーがPUBGに賭けてきた情熱を無駄にするのも忍びない。そこでイッペイPから新たなミッションがセッキーに通達される。そう、アップアップガールズ(アスキー)はまだまだ続くのだ。

イッペイP「代わりといってはなんだけど、セッキーには、ステージに立つ代わりに、東京ゲームショウのレポート記事を書いてもらいます」

 アスキーらしいといえばらしい落としどころ。とはいえ、ショウレポートなんて……。

セッキー「ほんとですか?書かせてもらえるんですか!?」

 ……食いついてきた。

 予想外の反応に少々当惑するスタッフをしり目に、文章を書くのは得意だと急に上機嫌になるセッキー。

セッキー「文章書くのは動画よりも得意かもしれないくらいです!」

 それはそれで芸能人としてどうかと思うが、これは期待できそうだ。

セッキー「えーと、原稿を書くのはパソコンとスマホとどっちがいいですか?」

 スマホ!?

 まぁ、書けるのなら何で書いてもらっても問題はないのだが、そっかー。イマドキの子はスマホで原稿まで書いちゃうんだー。すごーい。

 そんなわけで、セッキーの東京ゲームショウへの道は、ステージ登壇からイベントレポートへと路線変更されることになったのだが、さすがに広い会場のすべてを駆けずり回ってもらうわけにもいかない。そんなわけで今回は、一連の企画で「OMEN by HP 15」をはじめ機材貸し出しなどでお世話になったOMENのブースを取材してもらうことになった。

 OMENといえば、セッキーに貸し出ししているOMEN by HP 15も、ステージ登壇がなくなった今、もう練習する必要もなくなったので、ここでついでに返却してもらおう。

へ、返却するんですか?

 さあ、その高性能なバリバリのゲーミングノートPCを返してもらおうか!

セッキー「えー!もうちょっと貸しといてください!」

意外なところで抵抗を見せるセッキー

 よほど気に入ったのか、勝手にOちゃんなどと名前を付けてOMENを呼んでいるセッキーに、我々も強くは出られず、とりあえず東京ゲームショウが終わるまでは預けておくことにした。

 それではセッキー、東京ゲームショウのレポート取材のその日まで、Oちゃんについてたっぷり勉強しておくのだ!

 そして、いよいよ次回、関根梓・東京ゲームショウへの道-最終章。セッキー渾身のショウレポートをお楽しみに!

アップアップガールズ(仮)Information

11月6日に24枚目シングル発売!
「愛愛ファイヤー!!/私達(with friends)」(両A面)

アップアップガールズ(仮)メンバーコメント
森咲樹
 今年初のシングル発売決定、とても嬉しいです!「愛愛ファイヤー!!」は、私達メンバーも楽曲打ち合わせに参加して、曲調や詞の世界観を提案させて頂いたので、今まで以上に思い入れが強い曲になりました。「私達」は、今年6月に発売したアルバムに収録されていた曲ですが、今を精一杯生きている沢山の方々に響く曲だと思うので、リアレンジバージョンとしてシングルに入ることがとても嬉しいです。作詞作曲して頂いたTHEイナズマ戦隊さんとのセッションしたものになるので、より響く唄になるよう、私達も精一杯届けていきます!
 アップアップガールズ(仮)は、沢山の方からの愛に感謝をしながら、まだまだ走り続けさせて頂きます。そんな私達がギュッと詰まった1枚をお楽しみに!

アップアップガールズ(仮)全曲ライブ(仮称)
2018年12月27日(木)@Zepp Tokyo

アップアップガールズ(仮)~Road to Live of All Songs~
2018年10月28日(日)@新宿BLAZE
1部開場13:30/開演14:00
2部開場17:30/開演18:00

愛・愛・愛してる~森咲樹生誕記念スペシャルLIVE~
2018年10月13日(土)@初台 the DOORS
1部開場13:30/開演14:00
2部開場17:30/開演18:00

ショートカットに戻れない!?~新井愛瞳生誕記念スペシャルLIVE~
2018年11月18日(日)@初台 the DOORS
1部開場13:30/開演14:00
2部開場17:30/開演18:00

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