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業務合理化ソリューションを提供、海外展開に活用

AR×コンピュータビジョンの企業が33億円調達

2018年08月09日 15時40分更新

 バーコードスキャン技術を手掛けるScanditは、シリーズBで3,000万ドル(約33億円)の資金調達を行った。技術開発や海外展開を進め、AR等を組み合わせた「モバイルコンピュータビジョンプラットフォーム」の更なる拡大を図るとしている。

 Scanditは、2009年にマサチューセッツ工科大学やチューリッヒ工科大学、IBMリサーチの研究者らがスイスのチューリッヒで立ち上げた企業。サンフランシスコなど世界の合計5拠点にオフィスを置き、モバイルコンピュータビジョン、AR、機械学習などの技術を活用し、次世代のバーコードスキャン技術を開発中だ。ルイ・ヴィトンやDHL、リーバイスなどの世界的な企業が同社のシステムを利用している。

 今回の資金調達は複数のベンチャーキャピタルや投資機関から行われており、同社がこれまで調達した1,300万ドル(約14.3億円)以上の資金と合わせ、海外展開の推進へと活用する。スマートフォンとそのカメラ機能を活用し、モバイルコンピュータビジョン、AR技術と組み合わせることで、物理的な世界とデジタルの世界の融合を図る方針だ。

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