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定番になる理由がわかる ミヤビックスの液晶保護シート:Xperia周辺機器

2018年08月05日 10時00分更新

 スマートフォンのディスプレーはつねに見たり触る部分なので、使っていると表面の汚れやキズが気になります。当然、画面にモノが当たるとキズが付く可能性もあります。たまに画面が盛大に割れたままのスマートフォンを使っている方を見かけますが、保護シートを貼っていればその割れを防げた可能性は多いにあります。

 ドコモ版の「Xperia XZ2 Premium SO-04K」が発売されたこともあり、買ったらまずは保護したくなる部分がディスプレーということで、今回はネタとしては地味ですが液晶保護フィルムをご紹介いたします。

 液晶面を守る定番アイテムとして、保護フィルムやガラスシートがあります。ガラスシートの利点は滑らかな手触りに加えて高い透過率ですが、厚みによりラインがくっきり見えてしまったり、価格が高めというデメリットもあります。

 保護フィルムの良いところは、ガラスシートよりも薄く貼りやすく、さらに比較的リーズナブルな点です。ただし、キズが付きやすかったり、モノによっては気泡が侵入してきたりとどちらも一長一短です。

 筆者が好んで使っているのは、ミヤビックス製のフィルムタイプ保護シートです。たとえばXperia XZ2 Premium用の保護フィルムには「キズ修復・対指紋タイプ」「高光沢タイプ」「低反射タイプ」「ブルーライトカットタイプ」の4種類があります。

 最新のXperia XZ2シリーズは、ディスプレーの端がラウンド形状という点が曲者です。曲がっている部分ギリギリまで攻めていくと、貼り付けた後にホコリが吸着してしまったり、剥がれてしまうこともあります。逆に、平坦な部分だけを覆うと微妙にディスプレー面を守りきれなかったり、シートのラインが気になったりもします。

 また、保護フィルムにもさまざまな商品があります。今回、あえて格安の保護フィルムをXperia XZ2 Premiumに貼り付けてみました。ところが、貼り付け時に内部に大量の気泡が入り、その気泡がなかなか抜けずかなり苦労しました。ちょっと時間が経過しただけで端から空気が入り込むので、押さえつつ貼り付け、また空気が入った場合は再度押さえつつ貼り付けという繰り返し。

 最後には、何かが引っかかり大きく剥がれてしまいました。保護フィルムは3枚セットで格安だったのですが、このペースですとおそらく1ヵ月は保たないのでは、と思われます。

 さて、改めてミヤビックス製の保護フィルムを貼り付けてみましょう。Xperia XZ2 Premiumの画面は5.8型とかなり大きめですが、フィルム自体にしっかりとした弾力があり、貼りやすさは相変わらず上々です。

 ディスプレー上のラインとカメラの切り抜き穴に合わせつつ、両サイドが平行になるように慎重に貼っていけば、キレイに貼り付けられます。この際、あまり一方の面を気にしすぎてギリギリを攻めてしまうと反対側のスキマが多めになるので、貼り付け前の位置決めは必須です。

 内部に気泡が残ることはほとんどなく、何個か気泡が残っていてもカンタンに追い出せます。仮に貼り付け位置がずれてしまった場合は、セロハンテープなどを角に貼り付けて持ち上げれば剥がして貼り直しもでき、ホコリもその隙間から取り除けます。

 フィルムのラインが全く見えないないわけではありませんが、大きな違和感はなくいい感じに仕上がります。ディスプレー側のフロントカメラとセンサー部分の穴がくり抜かれていることもあり、ディスプレーにピタっと吸着します。今回は「キズ修復タイプ」を貼り付けてみましたが、「光沢タイプ」と同様に透過性は非常に高く、色にじみもありません。

 筆者はウェブブラウズ時に細かく文字を確認したり、写真や動画を鑑賞する機会が多いのですが、保護フィルムが貼ってあることを意識することもなく、ごく自然に使えます。表面に頻繁にタッチするので当然指紋は付きますが、その指紋も比較的目立ちにくく、かつカンタンに拭き取れるので神経質になることもありません。

 使い込む間に表面に小傷が付いてしまうのはフィルムタイプの宿命ですが、「キズ修復タイプ」はこの小傷が目立たないため、フィルム上のキズを気にせず使い続けられます。

 ディスプレーの保護ガラスは非常に強固ですが、その能力を過信するあまり万が一キズが付いてしまうと、「貼っておけばよかった」と後悔することは間違いありません。新しいスマートフォンを購入したら、ぜひ保護シートで守ってあげてください。

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