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新会社立ち上げ施設型VR強化へ、他デベロッパーにもサポート

人気VRゾンビシューティング「Arizona Sunshine」アーケード版が登場

2018年08月01日 15時00分更新

 人気VRゾンビシューティングゲーム「Arizona Sunshine」の開発を行ったVertigo Gamesは、VRコンテンツのアーケードゲーム化を進める別会社Vertigo Arcadesを立ち上げたとのこと。Vertigo Arcadesでは「Arizona Sunshine」のアーケードゲーム版リリースを予定しており、その他のコンテンツについても、デベロッパーがアーケードゲーム化を行うサポートを行う。

 Vertigo Arcadesによれば、すでに40か国の300以上の施設と連携を予定しており、同社が手掛けるタイトルは欧米市場のアーケードタイトルの約2割を占める。Vertigo Gamesの「Arizona Sunshine」や「Skyworld」に加え、既に「Space Pirate Trainer」、「Island 359」といった他のゲームスタジオの人気タイトルについてもアーケード化を予定しているという。

 世界各地でアーケードVR(ロケーションベースVR、施設型VR)は活況を見せており、アメリカや中国、イギリスなど多数の成功事例が見られる。日本におけるVR ZONE SHINJUKUのような大型店舗も多数生まれつつあり、Vertigo Arcadesにとっては好機だろう。同社のマネージングディレクターであるRichard Stitselaar氏は、マネタイズやコンテンツ、複数プラットフォーム対応などの課題も多いものの、今後は多数のタイトルを手がけていく予定であり、それらはじゅうぶん成功しうるだろう、と語っている。

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