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Wi-Fiにバグがあるのではと指摘:

アップルiPhoneにバッテリー問題? iOS11.4で

2018年06月12日 19時00分更新

 iOS 11.4にアップデートした一部のiPhoneで、バッテリーの消耗が著しく激しくなる問題が発生していると英メディアTheINQUIRERが報じている。

 報道はアップルのサポートフォーラムに寄せられたユーザーからのコメントを取り上げたもの。iOS 11.4にアップデート後、バッテリーの消耗がiOS 11.3のころと比較して激しくなっているという。

 あるユーザーは「iOS 11.4にしたiPhone 6sとiPad mini4が一晩(7時間)で60%もバッテリーを消耗していた。iOS 11.3に戻したら1%しか消耗しなかった」との症状を報告している。

 この問題についてアップルは声明を発表していないが、ユーザーのあいだではWi-Fiの5GHz帯の処理にバグがあるのではないかとうわさされている。

多くのユーザーはiOS 11.4でバッテリー改善

 誤解しないで欲しいのは、多くのユーザーはiOS 11.4にアップデートするとバッテリーの消耗が改善される事実だ。

 YouTubeにはiPhoneユーザーからバッテリー比較動画が何本もアップされており、たとえば以下の動画ではiPhone 5SからiPhone 8までの機種のバッテリーテストの結果を確認できる。

 同様の症状が起きているユーザーはひとまずWi-Fiの2.4GHzでの運用を試すことをおすすめする。


筆者紹介:篠原修司

1983年生まれ。福岡県在住のフリーライター。IT、スマホ、ゲーム、ネットの話題やデマの検証を専門に記事を書いています。
Twitter:@digimaga
ブログ:デジタルマガジン

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