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トレーニングや研修向けVR開発、今後は販売拡大へ

VRトレーニングプラットフォーム運営スタジオが5.6億円調達

2018年06月12日 16時00分更新

 VR/ARソフトウェア開発スタジオのInnoactiveは、440万ユーロ(約5.6億円)の資金調達を行った。同社はこの資金調達をもとに、VRトレーニングのプラットフォーム拡大や機能追加を進めるとしている。

 Innoactiveは自動車や航空宇宙、製薬、小売といった様々な業種へVRトレーニングプラットフォーム「Innoactive Hub」を提供しており、大手ではドイツの自動車メーカー・フォルクスワーゲンが1万人の従業員を対象にこれを用いている。

 Innoactiveの設立者でありCEOのDaniel Seidl氏は、「特に製造業や輸送業では、VRを使うと膨大なコスト削減が期待できる。したがって、VRトレーニングへの需要も高い。Innoactive Hubプラットフォームを使えば、早く簡単にトレーニングコンテンツを作ることが可能であり、VRを効果的に使えば全社展開もできる」としている。教育や研修にVRを活用する流れは日本でも散見されており、今後一般化する可能性も十分ありうるだろう。今後の動向に注目だ。

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