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倶楽部のAV特集 第29回

ボーズの新ヘッドフォン約4万円 もはやスマートスピーカーだった

2018年06月02日 18時00分更新

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 本日は、ASCII倶楽部で2018年1月26日に公開した「ボーズの新ヘッドフォン約4万円 もはやスマートスピーカーだった」を紹介します。


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スピーカーだけでなくヘッドフォンもスマート化!

 今、カジュアルなオーディオ機器として、「スマートスピーカー」に注目が集まっている。すでに使っている人や、よくご存じの人もいるもいるだろうが、簡単に言うと、ネット(クラウド)上のAIと連携し、音声入力でスピーカーの操作や再生したい楽曲の検索、さらには対応した薄型テレビや家電などの連携操作まで実現する機能を持ったデバイスだ。

 もっとタネ明かしをしてしまうと、Androidに搭載されている「Googleアシスタント」機能、またはそれに近いアシスタント機能を内部に内蔵している。

 これによって、音声入力による各種の操作を実現したというわけだ。Googleアシスタント以外でも、ショッピングサイトのAmazonが開発した「Alexa」などがあり、AppleのiOS端末に搭載される「Siri」を内蔵する「Apple HomePod」も今年の初旬に発売の予定だ。

 いずれも、独自の定額音楽配信サービスを持っており、サービスを利用することで膨大な楽曲を楽しむことができ、しかも音声入力で手軽に操作が可能とより身近に音楽を楽しめるようになっている。

 そして、音楽再生だけでなく、多くの機種で天気予報や占い、ニュースといった情報の取得/再生にも対応する。

 今のところはスピーカーがメインだが、なんとボーズの「QuietComfort35 wireless headphone II」が、Googleアシスタントに対応。音声による楽曲の検索などの機能をワイヤレスヘッドフォンでも楽しめるようにした。

 これにより、屋外でもスマートスピーカーのような音楽再生や音声サービスが楽しめるようになる。

 ここでは「QuietComfort35 wireless headphone II」を使って、主に音楽再生を中心にどんなことができるかを試してみた。

 コンピューターやAV機器の音声操作というと、筆者のようなおじさんは「ブレードランナー」の一場面を思い出してしまうし、公開当時の学生時代は(リモコン操作をしながら)音声でも「その場面から10秒戻って再生してくれ」などと呟いて、ブレードランナーごっこをしていたわけだが、それが現実になるとちょっと恥ずかしい感じもある。

 もちろん、音声だけの操作で楽曲検索などをどこまで細かくできるのかも気になる。このあたりも含めて、いろいろとレポートしていこう。

世界初のGoogleアシスタント対応で強力なノイキャンも搭載
ボーズ「QuietComfort35 wireless headphone II」

「QuietComfort35 wireless headphone II」の外観。耳をすっぽりと覆うアラウンドイヤータイプながらもサイズはコンパクトだ

「QuietComfort35 wireless headphone II」の外観。耳をすっぽりと覆うアラウンドイヤータイプながらもサイズはコンパクトだ

 まずは、ボーズのQuietComfort35 wireless headphone II(直販価格 3万9960円)から紹介していこう。

 その名の通り、定評のある強力なノイズキャンセル機能を備えたヘッドフォンの最新モデルで、Bluetoothによるワイヤレス接続にも対応している。

携帯用に折り畳んだ状態。平らになるのでかなりコンパクトになる。この状態で付属のケースに収納できる

携帯用に折り畳んだ状態。平らになるのでかなりコンパクトになる。この状態で付属のケースに収納できる

ハウジングの内側。ユニット保護用のカバーにRとLの表示がある。イヤーパッドは感触のよいアルカンターラを採用

ハウジングの内側。ユニット保護用のカバーにRとLの表示がある。イヤーパッドは感触のよいアルカンターラを採用

 ノイズキャンセル機能は、ハウジングの外側と内側にマイクを内蔵したフィードバック/フィードフォワード併用のハイブリッド型で、強/弱/オフの3段階の切換が可能となっている。また、スマホとの無線接続時は通話なども可能なヘッドセットとしても使える。

 カラーはシルバーとブラックの2色があり、基本的なデザインは従来のモデルとほぼ同様。携帯性も意識したコンパクトなサイズで、折り畳み/スイーベル機構でコンパクトに収納し、付属のケースで持ち運ぶことも容易だ。

左側ハウジングにあるアクションボタン。Googleアシスタントの呼び出しのほか、専用アプリの設定でノイズキャンセルの切り換えも可能

左側ハウジングにあるアクションボタン。Googleアシスタントの呼び出しのほか、専用アプリの設定でノイズキャンセルの切り換えも可能

右側にある3ボタンタイプのスマホ操作ボタン。バッテリー残量とBluetooth接続を示すインジケーターがある

右側にある3ボタンタイプのスマホ操作ボタン。バッテリー残量とBluetooth接続を示すインジケーターがある

右側ハウジングの下部には有線接続用のヘッドフォン端子、左側には充電用のmicroUSB端子がある

右側ハウジングの下部には有線接続用のヘッドフォン端子、左側には充電用のmicroUSB端子がある

ハウジングの正面には「BOSE」ロゴがある。このあたりのデザインは前モデルと同様だ

ハウジングの正面には「BOSE」ロゴがある。このあたりのデザインは前モデルと同様だ

電源ボタンは左側ハウジングの正面にある。電源オン時に左にスライドさせるとBluetoothのペアリングモードに切り替わる

電源ボタンは左側ハウジングの正面にある。電源オン時に左にスライドさせるとBluetoothのペアリングモードに切り替わる

 操作ボタンは、左側のハウジングにアクションボタンが追加されており、このボタンでGoogleアシスタントを呼び出せる。「OK Google」と発音しても呼び出せるが、屋外など「OK Google」と言うのが恥ずかしい場所やめんどくさい場合には重宝しそう。

 このほか、右側のハウジングには3ボタンタイプの操作ボタンも用意されており、音楽の再生操作などはこちらで対応している。


 続きは「ボーズの新ヘッドフォン約4万円 もはや「スマートスピーカー」だった」でお楽しみください。

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