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ストレスレスな操作性を誇る、賢いブラウザー

アップルがベストアプリに選んだブラウザー「Smooz」を試してみた

2018年05月01日 10時00分更新

 「Smooz」(スムーズ)は、「賢いブラウザでウェブがもっと楽しくなる」をコンセプトに開発された無料のブラウザーアプリだ。アップルが2016年度ベストAppと選出しており、使いやすさにおいて右に出るものはないというほどの評判を得ている。

 数回にわたりバージョンアップを繰り返し、ますます便利になってきているSmoozを遅ればせながら体験してみたので、感動した点をいくつかご紹介したい。

「Smooz」

作者:Astool Inc.
価格:無料(アプリ内課金あり)
現在のバージョン:1.3.2
ファイル容量:82.4MB
対応OS:iOSAndroid

ストレスレスな快適タブ操作

 さっそくいじくってみて感じたのは、とにかくタブが使いやすい。UIが考え抜かれており、タブファーストのブラウザーとなっている。

 片手の操作が非常に容易で、検索結果をどんどん開きながら左右のスワイプでタブを切り替え可能。リンクの長押しで新しいタブを開くこともできる。

すっきりと見やすいUI

SmartNewsのようにスワイプでタブを切り替えられる

 また、画面上で軌跡を描くことで指定の動作が素早くできる「ジェスチャー機能」を搭載。たとえば、下から右でタブを閉じる、下から左でブックマークを開くといった動作ができる。ジェスチャーごとの機能の割り当ては、自分の好きなようにカスタマイズ可能だ。満員電車など、片手操作せざるを得ないときに重宝するだろう。

自分が使いやすいようにカスタムしよう

 そのほか、タブの自動整理機能を搭載。開いてから一定時間で自動的にタブは閉じられ、「タブの管理」画面からいつでも復活できる。タブを大量に開きすぎて収拾がつかなくなることがよくある人にはうってつけといえよう。

画面右下のアイコンをタップすることで、タブの管理画面を出せる

安心のプライベートモード

 「プライベートモード」では、検索履歴・閲覧履歴・Cookieの保存を一切せずにブラウジングできる。活用するタイミングは各人それぞれの事情によるが、ぜひとも有効利用したい機能だ。

前出のメニュー画面から簡単にプライベートモードをオンにできる

カメラを起動して画像検索できる機能

 iOS版では、カメラによる画像・文字読み取り検索に対応。たとえば、街で見つけた店の名前や本で見つけた人名の検索、パンフレットのURLを開くといった使い方ができる。

 1ヵ月につき10回利用可能だが、月額380円のプレミアム会員になることで無制限に使える。プレミアム会員ではそのほかにも、ウェブ上の広告をブロックするといった特典を備えている。

カメラをかざしてらくらく検索

AIで次に読む記事をオススメ

 直近では、iOS向けに「記事推薦機能」を新たに搭載。ユーザーが今読んでいるウェブページの内容をAIが解析し、「おすすめ記事」を表示する。YouTubeで右側に出てくるオススメ動画をチェックできるような体験が味わえる。

画面下の右から2番目のアイコンをタップすることで「おすすめ記事」が出てくる

 快適さを向上させる機能を次々と増やしてバージョンアップし続けるSmooz。メインブラウザーとしてホーム画面のドックに置きたくなること請け合いなので、ぜひ一度試してみてほしい。

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