2018年04月11日17時00分

ノートPC「DAIV-NG7620」はまさに持ち運べるハイエンドデスクトップ!

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「DAIV-NG7620S1-SH5」

 マウスコンピューターの「DAIV」シリーズには多くのラインナップがあるが、今回はその中でもハイエンド向けノートパソコン「DAIV-NG7620S1-SH5」を試用する機会をいただいた。

 DAIVシリーズは、写真のレタッチやイラスト作成、動画の編集などを目的としたクリエイター向けのブランド。デスクトップパソコンだけでなく、持ち運びも可能なノートも揃っている。常時室内で決まった場所で作業するならともかく、私のようなカメラマンや動画を作る人はロケ先やスタジオなど、いつでもどこでも作業可能なノートはとても気になるマシンだ。

 今回試用する「DAIV-NG7620シリーズ」は、ノートパソコンのラインナップの中でも一番ハイエンド向けになっており、ノートでありがらもCPUにはデスクトップPC向けの第8世代Coreプロセッサー、コードネーム「Coffee Lake」が搭載されている。

 DAIVのノートパソコンには14型、15.6型、17.3型と、用途に応じて大きさが用意されているが、DAIV-NG7620シリーズ以外では第7世代の低電力型CPUであるCore i7-7700HQが搭載されているのを考えると、DAIV-NG7620シリーズの本気具合がわかるだろう。

 加えて、GPUにはGeForce GTX 1080(8GB GDDR5X)が搭載されているほか、17.3型ディスプレーは4K(3840×2160ドット)の表示が可能なだけでなく、AdobeRGB比100%の色域を表示できる。場所を問わずにあらゆる場所で正確な色の確認が可能になっている。

 DAIV-NG7620シリーズは、一部の構成変更が可能なパーツの差でいくつかのモデルが用意されており、一番ベーシックな構成でCPUにCore i5-8400、8GBメモリー、512GB SSDとなっている。今回試用したDAIV-NG7620S1-SH5は、Core i7-8700、16GBメモリー、512GB SSD、1TB HDD が搭載されており直販価格は35万9424円。

 本体サイズは正直かなり大きい。デスクトップ向けCPUやGeForce GTX 1080を搭載しているのを考えると、排熱などから大きくならざるを得ないのは納得がいくだろう。

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およそ幅417×奥行き295mmとフットプリントは17.3型クラスとしてはほんの少し大きい程度だが、厚みはおよそ41.9mmとかなりの大きさ。底面に向かってエッジのきいた絞り込まれたデザインなので、見た目ではそれほどの大きさは感じない
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背面の左右には大きな排熱孔があり、中にヒートシンクがみえる。中央部には左からHDMI出力端子、Mini DisplayPortx2、電源端子が並ぶ。HDMI端子はHMDI2.0に対応しており、最大で4面全てを4Kで表示するマルチディスプレー構成も可能だ
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左側の側面には左から有線LAN端子、USB 3.1(Thunderbolt 3)端子、USB 3.1端子、USB3.0 端子×2、SDカードスロットが並ぶ。2つ並ぶUSB 3.0端子のうち、右側は本体が起動してない場合でも給電が可能になっている。カードリーダーはUHS-II対応
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右側の側面は、左からラインイン端子、マイク端子、ラインアウト端子、ヘッドフォン端子(S/PDIF共通)、USB 3.0端子x2が並ぶ
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キーボードは一般的な107配列で、LEDバックライトも内蔵。フルキーとテンキーの間に若干隙間があるが、ほぼボーダーレスになっており、文字入力中に確定したつもりが7や4のキーを押したり、文字を消そうとしてnum lockを押してしまうときがあったため、人によっては慣れるまでに少し時間がかかるかもしれない
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底面、上半分は冷却用に空気が取り込みやすいように多くのスリットがある。中央部にはスピーカー備わり、ウーハーの効果がある。上面ヒンジ部にもスピーカーがあるが、音質はノートとしてはかなりよく、ヘッドフォンを使わないで音を聞きたいと思えるくらいだ
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「CPU-Z」で確認するとコードネーム欄にしっかり「Coffee Lake」と確認できる

 では、性能を確認するために各種ベンチマークテストをみていこう。

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HOME Accelerated スコア4772
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HOME Conventional スコア4138
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CREATIVE Accelerated スコア8518
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CREATIVE Conventional スコア5821
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WORK Accelerated スコア4606
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WORK Conventional スコア3411
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PCMark 10 スコア6168
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3DMark Time Spy スコア6955

 ノートパソコンとしては圧倒的な数値で、最新スペックのデスクトップと変わらない結果と思える。次に、ゲーム系のベンチマークもチェックしてみた。

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「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマーク」は、解像度を4K(3840x2160ドット)に変更し、画質設定は最高品質、フルスクリーンで測定。スコア「6520」「とても快適」になった
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「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク」は、標準品質、1920x1080ドット、ウィンドウ表示で実行。スコアは10958(とても快適)となった。この設定なら余裕で遊べそうだ
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試しに画質を高品質、3840x2160ドット、フルスクリーンで実行したところ、スコアじゃ3325(普通)となった

 ゲームのベンチマークでも性能に不満は感じない程度の結果になった。構成パーツを考えれば、CPUに最新のCoffeeLake、16GBの潤沢なメモリー、高速な512GB SSD、GPUにGeForce GTX 1080なのだから、当然といえば当然だろう。

 外観は、同社のゲーミング向け「G-Tune」に近いデザインだが、G-Tuneと比べると派手さは控えめ。高い性能に充実したインターフェースで、DAIV-NG7620S1-SH51台であらゆる作業をこなせるマシンだ。ただし、重さは約4.4Kgと手軽に持ち運ぶというわけにはいかないが、出先やロケ先などで実作業を進められるほか、VRやゲーム制作、またはそのデモ動作なども確認できるのは便利だ。

 ベンチマーク結果からもわかるが、性能はノートだという感じはなく、デスクトップを使っているような速さだ。ただし、少しでもCPUやGPUに負荷がかかり始めるとファンが動作し始めるのは少し気になった。ちょっと重めのブラウザゲームを起動させてCPUの使用率が30%程度というときもファンが動作したので、熱には気をつけたほうがいいだろう。次回は、クリエイティブ向けアプリを使用して実用面での動作をチェックしてみる。

試用機の主なスペック
機種名 DAIV-NG7620S1-SH5
CPU Core i7-8700(3.2GHz)
グラフィックス GeForce GTX 1080(8GB GDDR5)
メモリー 16GB
ストレージ 512GB SSD(M.2/Sereal ATAⅢ接続)、1TB HDD
ディスプレー 17.3型(3840×2160ドット)、ノングレア
内蔵ドライブ
通信規格 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.2
インターフェース USB 3.1端子、USB 3.1(Thunderbolt 3)端子、USB 3.0端子×4、HDMI端子、Mini DisplayPort、ヘッドフォン出力端子、マイク入力端子、ラインイン端子、ラインアウト端子、SDカードスロットなど
サイズ/重量 およそ幅417×奥行295×高さ41.9~43.2mm/約4.4kg
OS Windows 10 Home(64bit)

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