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最新ゲームのプレイに最適なプロゲームチームが推すG-Tuneモデルの実力を検証

2018年04月02日 11時00分更新

 マウスコンピューターのサイトでは、G-Tune×DetonatioN Gamingの特設サイトがオープンしている。そのページでは、人気のPLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS(PUBG)プレイヤー「SUMOMOXqX」選手の計測結果などを参考に、オススメなPCを購入できる。

 今回はその特設サイトにて紹介されているゲームに最適なゲーミングPCの3機種にて、PUBGの動作を確認してみた。

フルHDなら60fps維持はどれも余裕

高fpsが出せる機種なら、高リフレッシュレート液晶と組み合わせるとゲーム展開がさらに優位になるだろう

 PCの性能は最高画質設定にした「PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS」(PUBG)の平均フレームレートを計測。ゲームをスタートし、プレイヤーの集合場所近くを走り回った時のフレームレートを比較。解像度ごとに3回ずつ計測し、平均fpsの2番めの値で比較した。

 どの機種でもフルHDならPUBGの60fpsをキープ。だがリフレッシュレートが60Hzより高い高速ゲーミング液晶を組み合わせるなら、より高いフレームレートが出せる機種を選ぶのが吉。また、高解像度液晶を使うと遠景の視認性は上がるが、フレームレートは犠牲になる。組み合わせる液晶とのバランスでPC本体を選択しよう。

最新ゲームが最高画質で遊べるベースライン

NEXTGEAR-MICRO im570GA8-SMM

 本機はメインメモリーが16GB、GPUはGTX 1070とPUBGを最高画質で遊ぶためのベースラインを満たすスペックながら、価格は直販で16万4800円(税別)と、ゲーミングPCとしては手頃。省スペース性に重きを置いたコンパクトタワーだが、CPUもCore i7-7700と一世代前ながら、フルHDでPUBGを快適に動作させるには十分なパワーを秘めている。

ストレージはSSDとHDDのデュアル構成。格安でも押さえるべきツボはしっかり押さえてある

 ここで紹介する3機種の中では最も安価な製品だが、OSやPUBGの起動用には240GBのSSD、プレイ動画の保存用に2TB HDDとストレージを使い分けられるように配慮された構成なのはさすが。

高画質配信ならパワー重視で

NEXTGEAR i670PA2-SMM

 ゲームをプレイしつつ実況配信するには、CPU、GPU双方にパワーが必要。前ページの「NG-im570GA8-SMM」がオフライン配信向けとすれば、この「NGi670PA2-SMM」はリアルタイム配信向けに6コア版の第8世代Core i7-8700KとGTX 1080を組み合わせている。

内部は広々としているのでハイパワーグラボの熱がこもらずしっかり冷える

 直販価格は22万4800円とやや割高になるが、Webカメラの画像を切り抜いて合成するなどこだわりたいなら、この位のパワーがないと安定した画質は期待できない。

XSplitで配信しながら計測

 ゲームの実況配信は画面配置や画質に凝り (8GB)だすと結構重くなる。今回はWebカメラで自分の画像を自動切り抜き合成処理を追加した。

画像切り抜き合成アリの3Mbps配信だと、フルHDでも結構fpsが落ち込む。だがNG-i670PA2-SMMならWQHDでプレイしても快適で、動作に余裕を感じた

最高画質プレイなら最速構成で!

MASTERPIECE i1630PA1-SMM

 最高画質でPUBGを遊べるマシンが欲しいなら、Core i7-8700K&GTX 1080Tiを搭載した「MASTERPIECE i1630PA1-SMM」が至高にして究極。フルHDなら144Hzの高速ゲーミング液晶のスペックを限界まで使ったプレイが楽しめるし、WQHDでも60fpsキープは余裕。

CPUは標準の空冷タイプだが、映像編集を考 えているならBTOの水冷クーラー追加がオススメ

 直販価格は25万9800円(税別)と割高だが、4Kでも画質を1段下げる(高)だけで平均60fps以上キープできて◎。もちろんこのスペックがあれば、PUBG以外のゲームやVRも楽勝だ。ストレージ容量も480GB SSD+3TB HDDと豊富なので、プレイ動画編集用PCとしても活躍する。

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