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VR/ARなどに投資

HTCと深セン市、総額約167億円のファンドを設立

2018年03月28日 15時00分更新

 HTCと中国・深セン市人民政府は、投資ファンド「Premier Ventures」を設立した。1億5800万ドル(約167億4400万円)を投資資金として準備しており、中国にある有力な企業に投資を行う。

 HTCは2016年から1億ドル(約105億円)規模の投資ファンド「Vive X」を運営していた。この投資ファンドは主にVRコンテンツメーカーを対象としており、2018年までに数十社に対して投資している。同社はVR/AR/MR分野に投資するVCを集めたベンチャーキャピタルのアライアンス「VRVCA」も主催。Premier VenturesではVive XやVRVCAと緊密に協力して、中国市場にスタートアップ企業に投資する予定とのこと。

 同社の担当者は、「VR/ARに関わる、幅広い分野の企業に対して投資する」とコメントを発表している。これまで従来の投資はVRコンテンツメーカーが中心となっていたが、VRヘッドセットに組み込まれる基礎技術など、業界の発展に関わる幅広い範囲に投資が行われることが予想される。

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