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パナソニック、ネットワーク対応でコンパクトなどドキュメントスキャナー「KV-N1058Y」

2018年03月22日 11時30分更新

 パナソニックは3月22日、ネットワーク対応で比較的コンパクトなA4ドキュメントスキャナー「KV-N1058Y-N」を発表した。価格は15万8000円(税抜)。4月20日の発売を予定している。

 毎分65枚/両面130面の読み取りに対応(A4カラー原稿、300dpi)。昨年9月のKV-S1057C-N2の上位機として、5型のカラータッチパネルを追加した。PCレスでの操作も可能で、スマホやタブレットなどにネット経由で送信可能。スキャンした原稿は、メール・SMB・FTPなどでサーバーやPCに送信できる。SSL/TLSの暗号化通信やSFTPに対応する。認証機能/LDAP認証機能も持ち、IDとパスワードを入力しユーザーごとに決めたフォルダーに保存できる。PCのウェブブラウザーを使った設定変更も可能だ。

 搬送機能の高さは同社の特徴だが、20~413g/m2までの厚紙や厚さ最大4㎜のパスポートの読み取りも可能。中央に専用のアダプターを付けることで、最大3枚のクレジットカードの読み取りもできる。これらの原稿は厚さやサイズを問わず一括してセットできる。原稿領域の切り出しや自動傾き補正、モノクロ/カラー判別、空白ページスキップなどハード内の専用LSIで処理。重送を認識し、ボタンでスキップする機能も持つ。ラベルなどがある書類や封筒の読み取りに便利だという。

 オフィスでの省スペースなファイリング/文書管理用の機器としてはもちろん、銀行や金融関係、調剤薬局や保険など、すでにバックエンドでパナソニック製品を使ったシステムを構築している顧客の窓口などで利用する機器としての利用を想定している。またコンパクトなサイズを生かし、外に持ち出せない機密性の高い書類を保存してある場所で電子化するといった用途も想定しているそうだ。

 
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