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地元のスタートアップ「PORTO」と共同で

伊万里市内のコミュニティバスにクラウドとIoTの効率化システム導入

2018年03月16日 17時30分更新

 PORTOは3月15日、佐賀県伊万里市の町民団体「黒川町まちづくり運営協議会」とコミュニティバスの運行支援の共同実証事業を3月20日より開始すると発表した。独自のコミュニティバスの運行を開始する佐賀県伊万里市の黒川地区を対象に、既存の公共交通網を見直し、町民の利便性を向上させるという。

 同社はバス運行管理会社向けのクラウド運用管理ツールで、低コストの運行管理を支援。ビッグデータに基づく運行ルートやダイヤ改善のシステムを提供するほか、利用者向けに時刻表やバスの位置情報を用意するという。

 さらに、コミュニティバスを起点とした地域コミュニティ強化の施策なども提案。ドローンで撮影した佐賀県伊万里市の映像などをコミュニティバス限定の動画として配信するほか、黒川公民館に設置する大型モニターと連動した住民向け情報の配信、コミュニティバスと連動した地域住民向けの施策立案も予定している。

 将来的には住民向けIoTデバイスを開発し、地域住民の見守りサービスも提供予定としている。

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