2018年03月12日10時00分

マドリード空港の自動販売機でiPhone Xが販売中

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 MWC 2018の取材も終わり、筆者はバルセロナから同じスペインのマドリードへ移動しました。バルセロナはスリが多く、筆者も昨年はGalaxy Note Edgeを盗まれてしまいました。しかし、マドリードはそのバルセロナよりもさらに治安が悪いのです。実際に駅前を歩いていたところ、二人組に挟まれ危うくひったくりに遭うところでした。

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名物のカラマリ(イカフライ)サンドは美味しいけどスリが多い

 そんなマドリードですが空港の中の制限エリアは安全なようです。ITショップがいくつかありプリペイドSIMも販売されていました。ただし価格は定価以上。バルセロナ空港の同じチェーン店が定価販売と良心的だったことを考えると、ここでのSIM購入はちょっと悩みどころ。

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制限エリア内のITショップ。6GBは定価15ユーロなので倍以上の値段!
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こちらはバルセロナ空港の制限エリア内の同じ系列店。SIMは定価販売

 SIMロックスマートフォンとのプリペイドセットも売っていましたが、2~3年前のものが置いてあるようで品ぞろえはイマイチ。なにせ、BlackBerryの旧モデルがセット販売されているくらいですから。ここでスマホセットを買うお客さんがいないんでしょうね。せっかくなので筆者はOrangeブランドのスマホセットを買いました。

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Orangeのプリペイド製品を販売中
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65ユーロで3Gスマホと4GBのSIMセットをゲット

 他にはSIMフリースマートフォンもGalaxy Note8/S8+/S8/S7edgeなどいろいろ売っています。Wikoの製品があるのがヨーロッパらしいところでしょうか。他にはNokia 3やZTE Axon 7など。これらは定価で売られていました。

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SIMフリースマホも売っている

 帰国の際はチェックインを済ませX線検査を通り抜け、出国審査を終えて空港内の電車でターミナル4Sへ移動しました。出発まで時間があるので何かないかなとあてもなく歩いてみたところ、大型の自動販売機を発見しました。たしか、数年前にバルセロナ空港にも同じ自販機があったように思います。取り扱っているのはIT関連製品で、モバイルバッテリーやケーブル、ヘッドフォンなどが売っています。3台あってそれぞれ品物が違い、品ぞろえは結構豊富です。

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3台ならぶIT製品の自販機。それぞれ扱う商品が違う

 自販機の中を見てみると、ドローンも売っているなど今風の商品が揃っています。数万円の商品があったり、高価なものも売っています。これも空港内だからできることなんでしょう。街中に置いてあったら、ガラスが割られて商品はすべて持っていかれちゃうでしょうから。

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ドローンも自販機で買える時代になったとは

 そしてよく見ると、iPhone Xも売っています。空港で飛行機に乗る前に「そうだ、iPhoneを買おう」なんてお客さんがいるんでしょうか? もしかすると空港に来る途中や空港でiPhoneを盗まれた人が、急ぎの代替機としてここで買う、なんてこともあるのかも。

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iPhone Xが自動販売機で販売中

 しかも、隣の自販機を見るとAndroidスマートフォンも販売されています。こちらは100ユーロ以下のものも複数あり、買い替え用途やお土産に買うのはアリなのかも。レノボの「A Plus」が79ユーロ、Wikoの「Jerry2」とZTEの「Blade L7」が99ユーロ、サムスンの「Galaxy J3」が209ユーロ。自販機のスマホの在庫はそれぞれ1個ずつ。たくさん在庫があってもそんなに売れないでしょうし、万が一の盗難を考えるとこれが妥当なのかも。

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Androidスマホは低価格機が中心

 なお、マドリードの市内の鉄道駅にも自動販売機があってトラベルグッズと一緒にモバイルバッテリーなどが販売されていました(バルセロナにもあります)。駅構内だから盗難の恐れが無いということなのでしょう。でもこの自販機で買い物をする場合は、周りに怪しい連中がいないことは十分確認しましょう。スリが自販機を使う客をずっと狙って待っているかもしれません。

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駅にあったトラベルグッズ自販機
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モバイルバッテリーやヘッドフォンを販売中

 スリが多く、治安が今ひとつなマドリード。モバイルバッテリーやヘッドフォンなどを自販機で買うシチュエーションってあまりないでしょうから、駅の自販機は観光気分で写真撮影に留めておくのがいいでしょうね。`

 あとはプリペイドSIMが自販機で売っていたら便利なのですが、スペインはSIM購入時に身分証明書を使ったユーザー登録が必要です。日本のプリペイドSIM自販機のようにパスポートを読める自販機をぜひ設置してほしいものです。

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