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合計650億円の損益改善効果

REGZA、中国ハイセンスへ。東芝映像ソリューションの事業譲渡が完了

2018年03月01日 15時45分更新

 東芝は2月28日、中国ハイセンスグループへの東芝映像ソリューション(TVS)の事業譲渡が完了したと発表した。

 両社はTVS発行済株式の95%を譲渡する契約を2017年11月14日付で締結したと発表。政府許認可などの必要な手続きを経て、2018年2月末以降に譲渡を完了する予定と公表していた。

 株式譲渡完了により、東芝では連結税引前損益ベースで売却益250億円、税額影響400億円、合計650億円の損益改善効果を見込む。これに関しては、2月14日付公表の2017年度通期連結業績見通しに織込済みだという。

 TVSは「REGZA」ブランドのテレビ事業などを展開する東芝の子会社だった。東芝は「TVSは今後、ハイセンスのもと、自社の競争力と企業価値をさらに高め、映像事業の継続的な発展を目指していくこととなります」というコメントを発表している。

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